「視聴者がかわる、テレビがかわる」という。
以前テレビには、NHKと民放が7社とか、地方局が増えていって、各地の情報が報道されるようになった。
しかしながら、お笑い系、ドキュメント系、ドラマ系、スポーツ系など大まかな分類はあいかわらず。
CMの報道のうんざりも、変わらない。
「テレビ中毒」「子守をさせるな」などと、揶揄されるTVだが、今では、一人が家庭で一台、モバイルに1台となりつつある。
ただ、最近はゲームのほうが人気とか。
新聞より、早い報道。
視覚的に訴えてくる、映像の迫力。
そういうものは、確かにあるのだが、作り手の、マスコミ魂が、感覚に合わないことが多いように
思う。
個人的にはお笑い番組は、笑えない。
バラエティ番組は、しらける。
クイズ番組は、難しすぎてついていけない。
ドキュメンタリーは、みたいけれど、時間が合わない。
録画しても、見る時間が取れない。
そんなこんなで、結局、NHKあたりのニュースか海外ドラマを視聴するのが主となる。
結局、テレビの仕掛け屋さんは、気が合わない。
以前のNHKの人体の不思議や映像の20世紀はよかった。
でも、紅白歌合戦も、大相撲も、プロ野球も、オモロない。
大相撲はたまーに見るけれど、熱心には見られない。
いい番組があればみたいのに、といつも思う。
テレビ局の裏側
中川勇樹
新潮社