合唱団の団員は10人未満から100人を超える大合唱団まで、あります。
イベント合唱団は、有名なところでは、第九を演奏する某合唱団で、団員は1000人を超えることも
あります。
いずれの団にも言えることですが、団員あっての合唱団です。
その団の運営に、最小限、必要な団員数があります。
練習会場費、スタッフや指導者への謝礼金、楽譜の資料などのコピー代、連絡するための通信費。
楽譜を団で購入することもありますし、楽器を調律するための費用、楽器を購入することもあります。
ホームページを持っている場合はホームページの運営、更新に費用がかかることも、あります。
突発的な支払、本番の会場の申し込みに費用がかかることもあります。
そして、通常目に見えない出費がかかることも、あります。
そうした経費をまかなうのは、団費となります。
スポンサーのない団がほとんどでしょうから、一切、持ち出しということになります。
10人未満の団が、演奏会を、行い、練習場を確保し、指導者への謝礼を捻出するとしたら、
月々、5,000円以上になるでしょう。
最近の合唱団の団員募集のお知らせをみると、
1公演に参加するために3万円程度の費用をうたい、チケット代の一部になったり、月々の練習参加費の費用になったりするようです。
あとは、月謝として、4000円から5000円。
本番参加について3万円ほどと衣装代がかかるというのがあることも。
団の存続に団員の数の確保ということが、ウエイトを占めるということは、忘れがちです。
所属した団が、人数が増えないために解散するというようなことが起きたら、とても残念です。
合唱団の数というのは、飽和状態なのでしょうか。