ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

発声

2010-02-26 09:42:55 | 日記
合唱を始めて8年が過ぎた。
はじめの頃は、週一午後1時から発声が30分。パート練習が1時間半位。
そのあとアンサンブル練習を1時間半。練習は午後の4時半だった。

週に一回しか発声をしない日が続き、練習前の発声は、すんなり出なかった。
「腹筋を普段から使う練習を」と言われて、通勤電車のなかでお腹を出したり
ひっこめたりをした。

1週に一度の発声では、物足りないと思い、誘われたこともあって別の合唱団に
入った。

週に2回は発声ができるようになった。

日を重ねていくと、週に2回でも物足りなくなった。
発声をしていないと、練習日に合唱の声になっていないことが気になり始めた。

結局3つの合唱団に所属した。
月、水、土に発声ができるようになった。

年を重ねてくると(?)週に3回でも物足りないことがわかった。
合唱の発声の維持ができないことに気がついた。

毎日のように2、3分でもと思い、発声の録音に合わせて声出しをするようにした。
うっかり一日発声をしないと、すぐに戻らない。

某指揮者のブログに「1日、練習しないと(もどるのに)3日かかる」とあった。
発声をきちんと学び、ソリストとして出演料を手にするプロでも、1日かかるのだから
アマチュアなら、なおさらだろう。

以前、歌謡曲の歌手が「しばらく歌っていないので」とテレビで歌うのを辞退したのを
見たことがある。

もう亡くなった「美空ひばり」はステージ前にかならず一通りおさらいをするというのを
聞いたことがある。

懐メロを聞くと、時折、艶を失い、声のでないのを技術でカバーしている歌手を目にする
ことがあった。

プロなのにお粗末だなと、思った。
歌の引退は、本人次第。

声が出ているということと、歌えているということは違う。
出していればいいと勘違いしている人がいることに、最近気がついた。