ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

生活保護と母子加算

2009-10-21 07:25:33 | 日記
生活保護の母子加算でが話題になっているらしい。

「月に一度の寿司が楽しみ」に40皿は多いとか
「沖縄の水族館に行きたい」に近くの水族館でとか、

生活保護を受けていない母子家庭のほうが貧しいというような
発言が出たりしているらしい。

一方で、生活保護を打ち切られて、餓死したというニュースが
半年くらい前だかにあった。

病院通いにタクシーで、何十万円だか請求していたとかのニュースも
あった。

生活に困窮する家庭に、人間としての最低限の生活を保障するもの
という、基準が、このレベルに対する物差しは、いつも厳しい。

この基準というものも見直しがあり、基準となる品物が時代で変化
していくと、以前何かで読んだことがある。

しかし、人間が生活するのに、少しの潤いが必要ではないだろうか。
ぎりぎりの生活を果てなく強いられたら、精神的に追い詰められる。
自立を促すとしても、水面に顔を出して、立ち泳ぎをしているかのような
状態では、力尽きて、自立どころではなくなってしまうと思う。
ほっと、息がつける。時には、少しゆとりが感じられるような、ものは
必要だと思う。


生活保護法
(この法律の目的)
第1条 この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

(最低生活)
第3条 この法律により保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならない。