誰も書かなかった東武鉄道という本を読んだ。
著者の渡部史絵さんは元々はタレント、グラビアモデルだったが、真正の鉄道ファンで、
路面電車が好きなことは有名。
今や著書もたくさんある鉄道ジャーナリストになっている。
路面電車が好きなので、本の中でも東武日光軌道線、伊香保線の件も多く登場する。
花上嘉成氏は元は東武鉄道の社員だった人だが、鉄道雑誌での活躍は有名で、
東武博物館の館長もやっていた人で、東武のレジェンドとも言われる有名人。
本の内容は古い写真が多く掲載されていて良かった。
蒸気機関車や昔の中千住の貨物線の写真なども良かった。
7300系のステンレス車体試作の写真は初めて見た。
大師線の大師前の先に続く線路の写真が素晴らしかったなあ。地上時代の写真だ。
全般的に古い写真が貴重だったと思う。
一つだけ間違った記述があったのが残念。
50000系列をステンレスカーと書いている個所が2か所ほど見受けられた。日立製のアルミ車体である。
1720系デラックスロマンスカーのシンボルマーク(エンブレム)の高さが高い車両と低い車両があるのも
知らなかった事実。
東武ファンは買ってるのであろう。
私鉄の人気では東武も上位だろうし。
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