都営地下鉄5300形はあれだけポピュラーだったのに、残り3編成。
東京都はオリンピックに合わせて新型5500形にチェンジしていこうと考えていたようで、
コロナという想定外の事態でオリンピックが1年遅れたので、ほとんど同時に5500形に変わる結果になりそうだ。
5300形は実はあまり人気が無かった。
独特の音が災いして、「白い悪魔」なんて愛称が付いていた。
トンネルの奥から、咆哮のような低いおどろおどろしい叫び声で入ってくるので、なんだか怖いのである。
主回路制御はGTO素子によるVVVFインバータ制御だが三菱電機の独特な咆哮なのだ。
台車が近畿車両(近鉄グループ)のものでスタイルが非常に気に入っているので、個人的には好きだったりする。
近鉄のインバータも三菱が多いしね。
1990年デビューなので31年選手だがまだ使用は十分できる。
しかし、京急や成田スカイアクセス線での120㎞/h運転の足かせになっているのだ。
5300形は設計上も110km/h(最終編成だけ120km/h)までで、増備されている5500形は130km/h対応なのだ。
京急や一部の京成車両が120km/hで走行している中では正直、困ったちゃんなのだ。(京急は130km/h対応)
他社で使えないもんかなア。
泉岳寺のモニターはなんだかすごいのである。
偶然にもものの1分で5300形がやって来た。
3編成しかないのに。
向かうから来てくれたのかな。
こうなったら乗って、どこかに連れていってもらう。
5300形に会いに来たのだから。
羽田空港行きだから、羽田空港で降りよう。
泉岳寺から品川駅に駆け上がって行く場所。
もうこんなに再開発が進んでいるのか。
いつの間にかだ。
京急の品川駅がJRと同じ地平に降りて、その上にエキナカもある大きな施設ができるのだ。
品川駅は駅の施設としては最大級になるようだ。
将来はリニアの駅にもなるしね。
ここな何になるんだろう?
下り線の出発がたった1本のターミナル。
名鉄の名古屋駅と同じ感じで、次から次に電車が出入りするので、いつも大混雑。
これが2線に増える。
品川駅を出発したあたり。
地平ホームの工事ももうじき始まるんだろう。
JRを跨ぐ八ツ山の橋梁も廃止されて、高架に駆け上がる新しいルートになる。
北品川駅も高架駅に変貌する。
5300形は110km/h運転。
一般的には十分に速いものの、京急は120km/h運転だから、5300形は邪魔。
蒲田から横浜方面は特に高速運転の区間だから、5300形は羽田空港と押上を中心に走っている。
終点羽田空港。
第3ターミナルで下車。
国際線ターミナル。
誰も居ない。
ほとんどが欠航。
デルタ機が飛んでるぐらいな感じ。
夜遅い時間にANAが動いてるぐらいで、もはやデルタ専用のターミナルって感じ。
だから歩いてるのはデルタのスタッフぐらい。
がらーん。
しーん。
デッキに上がったら大雨。
デッキにはなぜだか20名ほどがブラブラしに来ていた感じ。
デッキの大きな木製のテーブルでノートPCを広げる人多し。
そういう使われ方か。静かだしね。
貨物だけは積極的に動いているんだなあ。
対岸のA350。
450㎜クロップでならトリミングなしでここまでアップにできる。
JALの国内線が動いているけど、とにかく大雨で傘をさして撮った。
スターフライヤーは目立つねえ。
大雨過ぎるので、施設内に避難。
また京急を見に行くことにする。
コロナのせいで世界中が鎖国みたいになってしまってるのを実感した。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
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