
寝台特急「あけぼの」が廃止になるのは本当に寂しい。
旅情がどんどん無くなるのは悲しいものだ。
夜行鈍行や長距離鈍行、客車列車、DC急行が減っていったときは、ずっと悲しかった。
今やどこへ行くのも飛行機か新幹線だ。
飛行機の窓際に座れればすごく楽しいが、そうでないときは非常につまらない。
落差が大きすぎる。
新幹線はトンネルだらけだし。
旅は記憶の中にしか残らないのか。
乗り継ぎが悪くて見知らぬ駅でずっと待たされたり、
なかなか発車しないディーゼルカーのガラガラしたエンジン音、
初めての駅で探す民宿までの道のワクワク感。
機関区から聞こえてくる汽笛。
ノスタルジーで片付けて欲しくない記憶の数々。
ストーンズのコンサートに行けなかったのは悔やまれるが、
寝台特急「あけぼの」に乗れなかったのも悔やまれる。
寝台特急「北斗星」に夫婦で乗って、長万部駅で降りて海辺に行ったのは忘れられないな。
飛行機じゃ「ぶらり途中下車の旅」はできないんだ。(笑)





確かに痛んでるが、それも客車なんだ。




最終日は2000人ぐらいは来るかな。
報道用エリアもできるから、大変だろう。
「あけぼの」は編成が短いので、ホームの最も先頭側から望遠で狙うと撮りやすいよ。
ちなみに写真は先週だから、まあ100名ぐらいだったので撮りやすかった。

女性はちゃんと乗ってビデオを撮ってるんだからエライ。
なかなか撮れないチケットを取ったんだしね。
金曜日が最終だけど木曜から出張なので、本当にサヨナラだ。
ああ、しかし本当なんだな。
もう二度と帰らないのか。
SONY NEX-6、SONY E16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS
