SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

T君が佐原へ行きたいのはなぜだ? 01

2011-06-23 | カメラ・レンズ
今週はT君と佐原へ行くことになった。
しかしその当日、京浜東北線が人身事故で首都圏は大混乱だ。
お陰で、すごいラッシュに大きなカメラごともまれた。
そして激しいラッシュも大丈夫だと実地体験した。
7/1からの職場復帰のラッシュ対応は合格だ。




あまりの混雑、混乱、遅延。
総武線は珍しくグリーン車を使った。
階下からのホームギリギリの眺めも久しぶりだ。
近鉄ビスタカーを想い出す。






千葉で後続の成田空港行きを待つ。
その間に特急しおさいを撮影。

佐原は成田線である。
成田から上まわりで銚子まで行く長大な線だ。
しかしすごくローカルでもある。
総武線経由の特急しおさいで行く方が、遥かに速い。
なにせ、成田線の特急あやめは鹿島神宮まで1本、銚子までは1本、途中の佐倉まで1本。
さらに、佐原から先は普通電車に変身してしまうのだ。
それも通勤時間に運行されるホームライナー的な列車だ。





成田まで乗る217系。
最近、帯の色が明るく変更されたのには乗客の何%の人が気が付いただろうか?






成田駅では1時間近く待つ。
朝の混乱で接続もへったくれもなくなってしまったのだ。

写真はダイヤの混乱とは関係ない。
どうやら成田線に配属される新人の駅の紹介を含めた研修だ。






残念ながらやってきたのは209系の4連だ。
2000番台・2100番台が千葉仕様だ。
113系、211系を一気に駆逐する目的でやってきた元祖「走るんです。」だ。








まあ、先頭車はクロスシートに変更されているし、後で気が付いたのだが
2号車にトイレも新設されている。
座席も悪くは無い。









成田線の成田~佐原の典型的な風景。

利根川沿いに走るため、景色は雄大。
T君曰く、まるで北海道。
私もまるでフランスかと思った。
(さすがにTGVほど速くはないが。)







私も千葉県で育った時間が長い人間だが、千葉県の景色はお勧めできる素晴らしいものだ。
とにかく海も山も野も近いのだ。
街道筋には古い街並みも残り、山道も数が多い。
その気になれば未舗装のダートラも探すことができるし、
歩けば誰にも会わないようなハイキングも可能だ。






佐原駅に到着。

今回はマイミクのたまぱぱさんの日記も参考にした。
前日には、訪問が平日なので会うことは出来ないもののメールもした。
地震の影響が大きく、以前のように美しい街並みではなくなって残念。とのことだった。



しかし駅前に停まっている車がオペルのザフィーラとは!
佐原の素晴らしさを予感することができる。
好印象だ!






T君と撮影。
こちら側を撮らないといけないルールあり。







利根川の対岸が茨城なので、関東鉄道の支配が及ぶ。(というか、まあ、京成グループには変わり無いが。)








住所が「イ」である。
実は千葉の海岸部には昔からある地名だ。
佐原に限ったことではない。
イロハニホが町名になっている。
旭や八日市場、蓮沼もそうだった記憶がある。






まずは腹ごしらえだ。
T君お勧めの洋食屋さんに向かう。




(つづく)





SONY α900、Minolta AF APO TELE Zoom 100-300mm F4.5-5.6

SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS




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身延線 全線踏破 02

2011-06-23 | 鉄道・バス
一番最初に甲府駅を発車するのは身延線の373系特急ふじかわ だった。
ただ、最初から特急という選択は無い。
特急は贅沢だし、ゆっくり行きたい気分だ。



373系は大垣行きの鈍行として何回も乗車したJR東海の車両だ。
デッキ部分が確立していない半室タイプなので、駅に着くと寒い電車だ。
それに外の音が入ってくる。
私の中での評判はあまり良くないのだった。






次の発車も身延線の各駅停車。
まあ、なんとなく写真は撮る。






おっと、EF200がやってきた。
まあ、なんとなく写真は撮る。






研修へ行く人か?
到着の特急から下車してくる人も、サラリーマンがやたらに多い。
沿線にスーツ姿が似会う場所なんて有っただろうか?






にわかに私の中で身延線への興味が湧いてくる。
そういえば全線を乗りとおしたことはない。

思わずだが、発車ベルとともに飛び乗ってしまった。
まあ、なんとかなるだろう。







車内は美しい。
JR東海の鈍行はレベルが高い。
蛍光灯にもカバーがある。






沿線風景は想像以上に山間部、森林部を上下左右に振る路線だ。
もっとのんびりとした平野部分が多いと想像していたのだが、違った。
旧富士身延鉄道が開通させた私鉄が前身なので駅間が短く、駅数が多いのも飯田線と同様。







(写真は車内から)
スーツ姿の人々は全線のかなり多くを乗車して、最後の最後である富士宮市内で降りて行くのだった。
富士宮市はかなり人口も家も多そうな街だ。
それまでは確かに山岳部ばかりの路線なのだ。
富士宮から富士駅間は複線になる。
知らなかった。


そういえば若い頃、ここの旧型国電を写しに来たのだ。(写真が捜索不能)
飯田線、大糸線、身延線は旧型国電の宝庫で、全部の車両が違うぐらいバラエティーに富んでいた。
でもあの旧型国電がこんな山岳部に使われていたんだと思うと、ちょっと変な感じだ。






終点は東海道線の富士駅。

ここから、熱海行きのJR東海車両に乗り換える。
ご存じの3両編成で、いつも混んでいる。




熱海からはJR東日本の15両編成で横浜まで乗る。

まあ、思いつきの身延線だったが、予想を覆された感じもあり楽しかった。





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