『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

主人公と周りの人たちの思いを重ねながら・・・

2022-06-06 11:48:46 | 喜怒哀楽をポジティブに


一昨日から私は過日(5月26日)私たちのブログ友すずさんが記事内で
紹介された「羊と鋼の森」を読んでいる。

今年、既に80冊以上の様々な本を読み終えたすずさんは平均すると
1冊の読書に2日もかからないということになるので私にとっては
とてつもないスピードという感覚である。

皆さんもご存知の通り、週に1日だけの休日で平日や土曜日には
ECCの講師としての仕事(ダブルワーク)もあるあの忙しいすずさんが
寸暇を惜しんで本に向かっているのだと思うと本当に頭が下がる思いである。

一方、時間の有効活用ができていないと言われても反論できないような
私はこの270ページぐらいの本をまだ読み終えていない。
言い訳をするつもりは全くないのだが、私なりに1日にやることも多く、
ある程度の時間を連続して読書に向けるということもままならぬ(?)状況。

読みながらその光景、情景を必要以上(?)に頭に、そして胸に刻み込み、
登場人物達の思いや展開する場面の状況もしっかりと把握したいという
気持ちから時々ページを遡って読むなど当然無駄だと思えることも多いので
いずれにしても時間がかかるのである。(言い訳無用!)

この「羊と鋼の森」については既にすずさんが自身の体験も加えながらの
感想とわかりやすく興味を引く言葉で紹介されているのであらすじは
下記のリンクから確認していただければ・・と思う。

この作品は2016年に本屋大賞1位に選ばれたもので映画化されているが
私はこの本を読み終えた後に是非・・というより絶対映画を観たいと思った。

本の裏表紙の短い解説の中にも「一人の青年が成長する姿を温かく
静謐な筆致で描いた感動作」という文章があったが、まさにそのとおり、
「静謐」という静かで穏やかなイメージに加え、澄み切ったような
言葉と文章が私たちの想像を掻き立て、また主人公と周りの人物たちの
人柄や仕事に関する考え方などについても意外性も含め引き込まれて
いくのだと思う。

映画では登場人物の心の内の思いや微妙な心理がどの程度原作に忠実な
形で表現できるか?‥などにも関心があるが、逆にわかりやすい面も
あるかもしれない。
物語りによっては映画を先に観て、その後に小説を読むほうがいいものも
あるかもしれないが映画は限られた時間の中での表現ということを考えると
私の感覚ではこの作品に関しては小説を先に読んでから映画を観るほうが
いいのではないかと思った。
静かで美しく透き通ったような文章への感動を持ったまま映画を観れば
省略されているような部分も心の中でごく自然に付け足されるのでは
ないだろうか・・・

映画ではすべてを表しきれないと思われる部分の描写は映画を観ながら
原作の文字や文章を思い起こし、頭の中の記憶を蘇らせることによって
臨場感を味わうなど・・・

ここでこの映画に関するいくつかの案内を・・・
映画『羊と鋼の森』予告

そしてもう一つ映画を観たい理由としてキャストに惹かれたのである。
主人公の青年を山崎賢人、3人の個性的な調律師を三浦友和、鈴木亮平
光石研・・・それぞれが持つ個性と彼らの奥の深い言葉を俳優たちが
眼の動きや顔の表情、そしてしぐさなどでどのように表してくれるか・・・
主人公が勤める会社の事務員北川役の堀内敬子や祖母役の吉行和子、
などの演技もきっと光っているのではないだろうかと思うと今から
楽しみである。

 The Dream of the Lambs 』 久石譲×辻井伸行 映画〜羊と鋼の森〜
ED ♪ Piano cover

本屋大賞第1位 『羊と鋼の森』 (宮下奈都) −−僕はその音に憧れて
ここにいる。

この最後にアップした動画()はすずさんの仲間、いや身内のおたまちゃん
(別名=おたま歌舞伎)に演奏してもらうとより一層(?)親しみが
湧くのではないだろうか・・・

ドレミ付1本指ピアノ-羊と鋼の森【The Dream of the Lambs】久石譲&辻井
伸行 簡単初心者向け

ネットには2枚のCD(オリジナルトラック)を視聴できるサイトもあり、
知れば知るほど興味が湧いてくる。


今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』 
                                      (青の太文字はfumiel-shimaの一言)

今日はすずさん繋がりで庭と絵手紙が呼応するかのように・・・

 

紫陽花の控えめな微笑みとユリのおおらかな笑顔で明日の
晴れを呼び込む・・(明日からホークス対タイガース戦)
                                                           私(fumiel-shima)の勘違いで
                  ユリではなく「シャガ」を掲載   
              (16時50分ごろに 赤文字記入)  
 

表面のきれいな水玉が    今が漬け時か?
消えてしまったが      その前に香りを充分楽しんで。

 

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6 コメント

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Unknown (ポエット・M)
2022-06-06 20:50:00
fumiel-shimaさん こんばんは。
「羊と鋼の森」の本は、私も未だ読んでいませんが、是非に読みたいと思います。
いま、この種のビュアーな題材を描いた本が少ないと感じますが、
「本屋大賞一位」とは、彼らの目の確かさでしょうね。

千恵子奥様の絵手紙には、いつも励まされます。今回のガクアジサイの藍色が素敵です。

なお、いつも温かな心遣いの籠ったコメントを頂きありがとうございます。

ランドマークタワーも1993年7月16日に開業ですから、おっしゃるように来年は30年になりますね。
部屋からの横浜の展望、特に夜景はなにものにも代えがたいとの想いもあります。

なお、「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
三首の独樂吟には、日常の生活の中にある新たな発見や、気づきを教えられいつも楽しみにしています。
「十年日記」を継続されているとのこと。これも凄い事ですね。見習わなければと思っています。

また、「願いおり」と、「願いつつ」の件ですが、「おり」「つつ」いずれも同じ動作が
続く意味ですので、どちらでも良いかと思います。ただ、この歌の内容からすると
「願いおり」がしっくりとするかと思います。願いを込めてとの想いもにじみますので…。
ちなみに、「おり」は動詞で、「つつ」は接続助詞となりす。

これからもよろしくお願いします。
返信する
いずれは展望台から・・・ (fumiel-shima)
2022-06-06 22:06:58
ポエットMさん、こんばんは。

私の方こそいつも温かいコメントをいただき、ほのぼのと、そして穏やかな気持ちにさせていただいています。
妻千恵子は杖をついての歩行ですので遠隔地へ出かけることは難しいのですが、横浜でしたら車でいいけばすぐですし、疲れることなく、到着後に歩くことも可能ですのでいずれは・・・と考えているのです。
ランドマークタワーの展望台から市街を‥さらに遠くを眺望することができれば多少の疲れも吹き飛ぶと思いますし・・・

独楽吟の件もありがとうございました。
早速本人に伝えておきます。
返信する
ありがとうございます💖 (すず)
2022-06-06 23:59:07
早速、お読み頂き、ステキな感想に興味を持ちました。
私の記事までご紹介頂き、ありがとうございます!
おたま歌舞伎くんの親戚でしょうか。
指1本で弾くのですね。🎹
映画も面白そうですね。動画、観ましたよ~
久石譲さんが音楽を担当されていることは、知らずにいました。
いい曲ですねえ。
今はまだ忙しいため、いつか弾いてみたいです。
返信する
素敵な曲の久石譲様 (けんすけ)
2022-06-10 08:48:58
shimaさんおはようございます

天空の城ラピュタからの曲・・良いですね~
私はアニメ。漫画とか昔からあまり好きでもないのですが
トトロから風の谷のナウシカ等々大好きで機会さえありば何回でも観ますよ

それにしても千恵子さまのお手紙コーナーは素敵ですね
いつも楽しみにしております。
返信する
全身、清められるような・・・ (fumiel-shima)
2022-06-10 09:55:16
すずさん、こんにちは。

「羊と鋼の森」を読んで、感じたことはたくさんありすぎるほどあるのですが、清流に身を浸し体も心も清められるような思いがいつまでも残っています。

曲もいいですね。
メロディーを聴きながら4人の調律師たちの言葉や文章で表現される個性が現実のものとなり眼前に現れるような感覚さえします。
返信する
何事も才能ではないことを知りました。 (fumiel-shima)
2022-06-10 10:09:27
けんすけさん、こんいちは。

この物語から多くのものを学んだような気がします。
どんな仕事も「才能」が優先するものではないということも・・・
またいつか読みなおしてみたいと思っています。
返信する

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