『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

「らんまん」繋がりで謄写版を思いだした。

2023-08-27 10:41:59 | 喜怒哀楽をポジティブに
朝ドラ「らんまん」を観て思うことや、考えることも多く、
たびたび記事にも投稿してきたが・・・

多少時代は違っても私たちの子供の頃や若いころの
思い出にもどこかで繋がるような様々なシーンに
共感できたり、その時代を懐かしく思い起こすことも多い。

昨夜、私が見た夢も「らんまん」に関するものだった。
私は十徳長屋に設置されたあの石版印刷機の傍に立って
出来上がった「日本植物志図譜」のようなものを見ていた。
周りには誰もおらず、時折吹く風に風鈴だけが音もなく
微かに揺れていた。

そして目が覚めると同時に何故か「謄写版(別名ガリ版)」が
頭に浮かんだのだった。
私たちの前後の世代の多くは謄写版を見たり使ったりしてきたと
思うが、若い世代にも知られているのだろうか・・・

この記事を見てくださった方々の中には「謄写版」の文字に
笑顔で大きく頷いてくださる方もいらっしゃるのではないだろうか。
そして先生と共同で・・或いは生徒達だけで学校行事や
校内新聞などに活用された方たちもきっと・・・

学校によっては謄写版室があったようだが私の通っていた
小学校は広い教員室の端の方に何台かが置かれていたように
記憶している。

先制の許可を得て生徒が使う場合は不慣れな生徒を見守るように
先生たちが寄り添ってくれる光景もあったように思う。

私の父は教員だったのでその必要性もあり、我が家には
やすり版や鉄筆はあったし、私自身も学校行事の
ための文書作成に自宅で鉄筆を使ったことがある。

蝋引きされた紙をやすり板(盤)の上に乗せて鉄筆で
文字や画を描く時のあのガリガリ(カリカリ)という音の懐かしさ・・・
とろりとしたインキをローラーで押すときのあの感触・・・

現在はどんどん進化する複写機の利用で「謄写版」の姿を
学校で見ることはできないのではないかと思うが、因みに先ほど
1971年生まれの娘に聞いてみたが案の定知らなかった。

私たちの世代が昔を懐かしむ発言をするとすべて
「懐古主義」と決めつけられそうになることが屡あるようだが、
私たちは新しいもの、進化したものに抵抗をみせる姿勢で
昔のものにだけそのよさを認めているわけではない。

昔の方がいいことも多くあったし、楽しかった・・と現状を
受け入れられずに「今」を否定するのではなく、高齢者は
現代の良さも充分理解し、活用もしていると思う。

現に私のブログ友たちもノスタルジックな気持は大きく
膨らんでも『昔の方がいいに決まっている』などと新しい
時代を否定などしていないことは日頃の記事からも推察できる。

私のようにいろんなことで昔を思いだすことについてはすべて
「懐古主義」と思わず昔のことも認めつつ、現代の進化した
時代の良さと併せて若い世代にも考えたり活用したりして
ほしいものだと思う。

昔を懐かしむ気持ちを素直に表すためにもここで
私の好きな曲の一つ『夢見るころを過ぎても』の動画を
マントヴァーニオーケストラとフィル・コールターで・・・
動画の中の枯れ葉とドングリに皆さんはどんな思いや想いが?・・・

夢見る頃を過ぎても(マントヴァーニ)  
夢見る頃を過ぎても / フィル・コールター

コメント (11)
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