『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

『利他』の気持ちで『おおらかに』『心豊かに』で親子のつながりを・・・。

2019-11-26 11:54:55 | 喜怒哀楽をポジティブに
小6児童を誘拐した伊藤仁士についての調査や生い立ちを含む
情報が次々と出てきており、今後も究明されていくと思うが、
「犯人が捕まったから良かった・・」だけでは済まされない数多くの
考えるべきことがあると思う。

この事件がもたらしたものを他人事と思わず、社会全体が身近な
問題として考えなければならないのではないだろうか。

それはこの事件をきっかけに単なるSNSについての環境や使い方、
そしてその注意や問題点の現実を自分や家族を取り巻く周りの人達と
話し合い、改善していこうということだけではなく、親子はもちろん
大きな視野での人間関係に豊かな心で対応していく状況を幼い頃
から作っていくことが必要なのではないかと思う。

親としては誰もが我が子に世の中を正しく歩んでほしいと思う筈だが
その間、意識せずとも我が子が将来苦労せず生活できるようになって
欲しいと思う故、「経済的な豊かさ」を求めるための思考が大きく働く
のではないだろうか。

何をもってそう言えるのか 『いい幼稚園』『いい学校』『いい就職先』
などと裕福で安定した生活への道筋をつけようとしたり、人にも
生活にも「価値」の有無や高低をつけるような考えや行動などの
評価を考えたりした中で日々子供と接していないだろうか・・・など。

生きていくためには経済的に豊かになることは「悪」ではないし、
むしろ喜ばしいことかもしれない。
しかしそのための競争を優先した考えや生活は子供たちにとっては
深く理解できない面もあり、ある種の負担になる場合もあると思う。

途中、つまづいたり何かで挫折した時に立ち上がり、前を向いて足を
踏み出す力こそ最優先されるべきだと私は考える。
この精神面の問題は学校に期待したり任せるだけではなく
親たちが自ら工夫と日頃の会話やコミュニケーションで培い、
実践していった方が子供の胸を打ち、豊かな心に繋がっていくことと思う。

齢よりじみたことを言うな・・と言われるかもしれないが、私はいつも
お金がないのは悪いことではない・・嘘をついたり他人を騙したり、
うらやんだり、自分をみじめに思い、自信を失ったり自己嫌悪に
陥ったりすることが人として恥ずべき事であると子供たちに教えてきた。

今回の事件の犯人伊藤仁士は順調に子供時代を過ごしていたが
ある挫折感を味わってから人が変わったようになったという。
この挫折感もその後今回の事件を起こす遠因となったとするならば
世の中の数多くの親たちにやはり子供の頃から『利他』を含むおおらかな
育て方で他人にも強い関心を持ち、共に素直に話せる状況で育てて
ほしいと思うのである。

私たちも競争社会で育ってきたが、だからこそ今、こうして反省の
ようなものも含めて言えるのだが・・・。

もちろん何事にも競争心はあっていいと思うが、その根底には常に
私利私欲を忘れ、『心豊かに』が無意識に出るような育て方が
望ましいのではないかと思う。
日本人は美しく繊細な心をもった民族だと思う。

問題は違うかもしれないが卑近な例では日本中に、ラグビーのルールは
知らなくてもにわかファンが急激に増えたことも「ノーサイド」の基本で
ある相手を思う精神が『礼に始まり礼に終わる』や『礼も試合のうち』という日本古来の精神が人々の感動を呼ぶのではないかと思う。

私たちの誰もがもう少し『利他』を考えた行動をすることによって
微々たる動きではあってもその動きを肌に感じる人たちも少しずつ
増えていくかもしれない。
誰でも、誰もが、自分の行動に自信をもとう!
コメント (1)
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