3文日記は奥が深い

2019年11月01日 09時43分00秒 | 日記
りょうちゃんの宿題は、毎日音読と、算数と国語が裏表になったプリント1枚。
その国語の側には3文日記を書くスペースが必ず設けられている。

3文日記とは、文字通り3つの文で構成された日記のこと。文章を書き始めたばかりの1年生には、ちょうどいいのかな。私が1年の時は、ものすごく作文を書かせる担任だったので、普通に原稿用紙1〜2枚くらいは毎日書かされてたけど、基本的に今の学校では作文を書かせない方向になっているから、たとえ3行でも毎日書くのはいいことだと思う。
それに、3文で話を完結させるのは、本気でやろうと思ったらなかなか難しいことで、そういう意味では、本人と親次第でトレーニングにも惰性にもなる。

例えば、

学校で工作をしました。
ロボットを作りました。
面白かったです。

これで3文。

図工の時間に、箱と筒と折り紙を使って、工作を作りました。
僕が作ったロボットは、筒に切り込みを入れて、関節を動くようにしました。
切り込みの入れ方が少し難しかったけど、かっこよくできて嬉しかったです。

これでも3文。情報量が全然違う。

りょうちゃんが毎日書いているのは、最初のと次のの中間くらいの感じかな。
時々キラッと光る表現があって面白い。

昨日は、

ピーくんのすきなエサは、あわほ(粟穂)です。
ぼくがてにもって、ピーくんにたべさせてあげました。
よろこんで、たくさんたべてくれました。

と書いた。

ママは、読点の位置を教えただけで、あとは自分で考えた。
りょうちゃんの手から食べてくれて、嬉しかった気持ちがにじみ出てるし、わりと良く書けたなぁと思う。

ピーくんが来てから、りょうちゃんの3文日記はピーくんの観察日記、お世話日記になってるけど、それもいいんじゃないかな? 連作になってる方が、意外と面白いかもしれない。ネタ探しにも困らないし、何より、りょうちゃんに書く意欲が湧きやすいのが一番いい。