離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

世の中の人は知らない

2014-02-02 00:01:00 | 日記
こんばんわ。

離婚したとき、多くの方が感じるでしょう。

「どうして、私が。。。」

「これまで、あれほど楽しい時間を過ごし、夢見てきたのに。。。」

「自分が生涯を共にしようと決めた相手の手の平を反したような態度に
唖然とし、絶望し、虚しく感じ、、、、信じがたい。。。」

「どうして、・・・」


今までは、両家で一緒にいろいろな行事をしてきたかもしれません。
子供を中心にして、楽しい時間もあったかもしれません。

でも、離婚するときは、なぜか敵と味方に分かれ、、、
とても常識では考えられない様な態度。。。

自分の両親でさえも、今まで接してきた両親とは違うと感じるかもしれません。

とにかく、

ほんとうに、わからないことばかりです。

今までの自分の常識、生き方にはないことだらけです。

自分が生きてきた価値観そのものを揺るがす、いや崩れ去るような出来事です。

たとえば、自分の両親や親友ならば、
相手のことを、「我が強い」「素直さがない」「常識がない」・・・

いろいろな表現をするでしょう。

もちろん、相手や相手の親からも、あなたも言われることでしょう。

ただ、、、、、

それはあまり正確ではないかもしれない。

私は当時は、相手の変化の意味が知りたくて、
心理学、精神医学、カウンセリング、自己啓発・・とたくさんのことを学びました。

病的なパターンもあるし、そこまでではないこともある。

常識、当たり前とは、、、そもそも何か。。。 

生きるとは何か。。。

全てがわかるはずはありませんが、自分なりの答えを出す作業でした。

自分で納得して先に進むための作業でした。

そしてこれも、グリーフワーク(悲嘆回復)なのだとも知りました。

「グリーフ」という言葉に出逢ったのは、

離婚してから数年後でした。そして自分の状況や、反応、態度のすべてが
一瞬のうちに理解できて、ほっと安心感すら感じたことを覚えています。

未だに知らない人がほとんどです。

離婚して、あまりに不誠実な態度や、常識を逸脱した態度、考えは、
やはりある意味で、病的であることが少なくありません。

相手やその家族は、知ることもありません。
そして伝えても意味がないでしょう。

パーソナリティーがしっかりと育っている人は、
やはり困難や、課題に対しても、誠実に対処するものです。
どこかで人間としての温かみや、やさしさもあるものです。

芸能人や、会社の重役などを見ていると、
かなり病的な方がいます。
それは地位や人気とは関係ありません。
いや、ある意味で、そういう場合にこそ、
カリスマ的な惹きつける要素があることも。

病的な部分は、本人が自覚して、治療しないと無理です。

世の中の人が、あれこれ言うことは
正しいこともあるし、間違っていることもあります。
あくまで、専門的でない一般論です。

本質は、自分のパーソナリティーや相手のパーソナリティー
そして、その特徴を把握しないと見えてきません。

誰も、成熟しきった人などいないし、問題のない人を見たことがありません。

歴史上の偉大な心理学者やセラピストも、作家も
それぞれに問題を抱えていました。
いや、まさにそれこそが源となり、大成したのです。

良い悪いではなく、物事を正確に把握し、
本質を見なくてはなりません。

そしてそれは生きている間、ずっと続く作業であり、
離婚しようがしまいが、本来はするべきことでもあるけれど、
多くの人はそうは、生きていない。

離婚を機に、その本質を見つめる重要性に気づかされた。

だから今、あなたは苦しんでいるのかもしれません。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
著者様 (のぶ)
2014-02-02 18:49:57
著者様、こんばんは。ひさびさに、服を見に行ってきました。半年前なら、必ず隣にいた妻がいない。友人と一緒に行って、有り難いと思いますが。本当に日常に、妻がいない生活に慣れて、受け入れていけるのでしょうか。まだまだ悲しく、涙が出てきます。
返信する
のぶさん (著者)
2014-02-02 23:00:17
こんばんわ。

服選びにいかれたんですね。
そうですね。。。

いつもいた人がいない。。さびしい。。。。

涙流せるだけ、流しましょう。

それでいい。

悲しいのだから。
返信する
Unknown (ピピ)
2014-02-03 22:47:10
もう疲れました。離婚前は元旦那になんでも話して自分を保てていましたが、いまはその相手もおらず、友達もいますけど、そこまでさらけ出せず、職場の人なんてとんでもないし、誰にも本音で話せません
おかげでストレスがたまり、最悪の状態です。いつになったら解放されるんでしょうか
返信する
ピピさん (著者)
2014-02-04 19:41:39
こんばんわ。

苦しいですね、特に夜には。

ここでは、何も隠さなくてもいいですよ。

いつでもね。
返信する
Unknown (うさみみ)
2014-02-04 23:51:39
著者様、先日はアドバイス頂きありがとうございました。心療内科でお薬を追加してもらい、少しだけ眠りが改善されました。。けれど気持ちは晴れないままです。普段は誰にも言えないこと、ちょっと吐き出させて下さい。
結婚から離婚にいたり、これまでの人生で築いてきた基盤の多くを失いました。
大卒後上場企業に十数年勤め、管理職にもなった正社員の仕事。流産を機に、退職。(結局子どもは出来ず)
それでも元夫は世間的にはおそらく高収入と思われる仕事で、わたしは何不自由なく生活させてもらいました。都内の高級住宅街と言われる場所に持ち家も購入。友達からも冗談で「セレブ妻」などと言われたりしてました。欧州への駐在にもついていき、海外生活も経験しました。
何より、真面目で優しく、一番の理解者でいてくれた彼の存在が、わたしの心を温かく、満ち足りたものにしてくれていました。
でも。
離婚で、ぜんぶ失いました。
大好きな夫も、大好きな家も。彼の「妻」であるという役割も。これまで築いてきたたくさんのもの。
今は、新卒1年目より少ない給与で、不安定な派遣の仕事をしながら、ワンルームの賃貸で細々と、1人暮らし。そのくせ、過去の自分を引きずり下らないプライドと捨てられない贅沢で、買い物などの生活レベルを落とせないバカな自分。心に大きな穴が空いたまま、希望もなく、空虚に生きています。
転落人生です。ここまで書いていて自分が痛すぎます。今の社会では、一度レールから外れたら元に戻るのは難しい、現実。
子どものころから頑張れ頑張れと言われて、勉強し、就職し、ようやく幸せをつかんだはずだったのに。
もう、頑張れないです。ゆるしてください。

決して過去自慢したかったのではありません。絶対回りの誰にもいえません。不快に思われたらごめんなさい。




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うさみみさん (著者)
2014-02-05 21:03:19
うさみみさん

とても大切なお話をありがとうございます。

小さいころから、

きっと全力で、たくさん、がんばってきたのですね。

だからこそ、上場企業にも就職できたのでしょう。

また海外での経験や、購入した家での生活など
とても大切で、幸せな時間を過ごしてきた。。。

それがある日、突然、変化してしまった。。。
相手を信じて、これまでしてきたのに。。

その想い、、、、痛いほど感じます。

ほんとうに、現実を受け入れるなど到底できない。。

苦しいですね。

新しい生きる価値観を手に入れることは
ほんとうに苦しい道のりですね。

いつでも、書いてくださいね。

ちゃんと見ていますからね。

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