どうも最近は、頭皮の状態を画一的に判断する人が多いので困ってしまいます。
例えば、
- 頭皮が柔らかければ良い。
確かに柔らかいのは良いのですが、変に頭皮が動くのは悪い場合もあります。こんな場合には頭皮が良くなると引き締まって弾力があるようになりますので、ご本人からすると少し突っ張ったように感じることさえあります。
また、本来的に毛が多く太い人は本当に恐ろしいくらいに弾力がありますが、本来的に毛が細めで育てる力の弱い人は、本来的に毛が多く太い人と同じような柔らかさとか弾力にはならないのです。これが個体差。
- 頭皮が白ければ良い
生まれつき肌色のような色をしている人は白っぽくなりません。透けている部位に日が当たれば日焼けをすることもあります。髪の色が反射して地肌が茶色っぽくみえる場合もあります。だから、悪いのではないのです。
あくまでも、一つの症状はそれだけのことで、他のことや本来的な状態や環境をいろいろと考慮して見ないと分からないのです。
単純に画一的に見て間違った方向に向かう人が多いです。
特に、にわか専門家にいろいろと吹聴されて混乱している人が非常に多くなりました。
十分ご注意を。