皮脂が悪いのではなく、皮脂分泌を促す要因が問題。

昨日のご相談者も、皮脂の分泌が多いのが悪いと勘違いされているようでした。

多くの方が同じことを勘違いされています。皮脂の分泌が多いのが問題だと。
でも、本当は皮脂の分泌を増やしている要因が問題なのであって、皮脂の分泌が問題なのではありません。

そう言う意味では、男性ホルモンが皮脂の分泌を増やしますが、だからと言って、頭皮を綺麗にすることが男性ホルモンに対せるわけではないのです。

目的の違う市販のシャンプーや石鹸シャンプーで、頭皮を過剰に洗い始めると「抜け毛は減る」が、細い毛しか育たない弱った頭皮になっていくので、男性ホルモンの影響を受けやすい頭皮にしてしまいがちです。

ただし、男性ホルモンの影響については、何が問題なのかがはっきりしたことが分かっていません。
５αリアクターゼにしても、理論であって証明されているわけではありません。フィナステリドで男性ホルモンを抑制しても、永遠に効果が出続けるのでもないようなので、５αリアクターゼと男性ホルモンの関係も怪しくなってきましたね。

皮脂の分泌が増えるのは、男性ホルモンの影響だけではありません。
他にも個別には違う要因がいくつかありますので、どちらかと言うと、その方が毛の育ちの悪い主な要因だったりするように感じます。

今一番の問題は
目的の違う市販のシャンプーや石鹸シャンプーでの洗い過ぎです。
皮脂を取ることや毛穴掃除をするシャンプーでの洗い過ぎが一番の問題であり、その行為が問題です。

そんな人が非常に多いです。

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