奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2357)

2023-02-05 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「娘が理解できません~大人になった娘のために母親は何ができるか(岩井俊憲著・小学館クリエイティブ2022刊)」を読んだ。岩井俊憲(いわいとしのり1947生れ)氏は、1970早大(商学部)卒、外資系企業に勤務した後、1985ヒューマンギルド設立/カウンセリング/カウンセラー養成/公開講座/企業自治体学校向けにカウンセリングマインド研修/勇気付け研修/リーダーシップ研修/講演を行っている。アドラー心理学カウンセリング指導者を名乗っている。--------

この本「娘が理解できません」の目次は次の通り。“母と娘に距離が出来てしまうのは何故か(毒親と云う言葉に縛られてはいませんか/残念な子育ての親子連鎖は卒業できる)”、“不幸な思い癖を持っていませんか(物語ではなく事実を見よう/相手に共感することで事実が見え易くなる)”、“拗(こじ)れた母娘の心理(親への復讐心は/家庭や会社でのトラブルも引き起こす/仕返しや恨みには際限が無い)”、“嫌な親の下で育った子どもはどうなるの(独善的な親の子は恋愛/結婚面でどうなり易い/異性との接点が少ない為/接し方が極端になり易い)”、“母と娘のQ&A(Q/つい子どもに対して/あんなに○○してあげたのに/と感じてしまいます/Q/娘と距離が生れて寂しく思っています/娘の幸せを唯々願っていると云うことを/どう伝えれば良いでしょうか)”----------

この本「娘が理解できません」の内容紹介文は次の通り。アドラー心理学は“未来志向の心理学”と云われ/過去の原因追求や駄目出しをせず/現状を改善するための思考を重視する。頑張って子育てをしてきたことに共感を示しながら/母娘関係の問題を易しく紐解いていく。---------

岩井俊憲氏は、アドラー心理学を自家薬籠中の物に消化して/38歳以降の人生を生きて来られた。母娘の仲違いなどは恰好の課題/クライアントとして/岩井俊憲氏にとっては容易(たやす)い代物なのだろうと思った。溺れる者は藁をも掴むのだから。鬱病の絶えない現代社会の病理がある限り/アドラー心理学は最強だと岩井俊憲氏はお考えのようだ。

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