「カプリーヌ」 2625円 Φ15cm
岡山県倉敷市 パティスリー ピアジェ
山羊乳のフロマージュブランを使ったチーズケーキ
4層構造になってる。 上から
1層め メレンゲのように軽~い牛乳ホイップクリーム
2層め メレンゲのように軽~い山羊チーズのクリーム
ほんのり酸味があり、あっさり・ふんわりクリーム
3層め 薄いスポンジケーキ
4層め ホワイトチョコをぬったビスケットの土台
山羊乳は乳脂肪が牛乳よりも少なく、あっさりしているので
一番上のホイップクリームもできるだけ軽く、ふわっとさせているのだろう。
山羊チーズの酸味と牛乳のまったりした甘味。
口の中でふたつのクリームが混ざり合い、いいバランス
ナイフを入れたときも、まるで淡雪を切ってるような触感
軽いので、小腹がすいたときのおやつには物足りないけど、味は◎
チーズクリームの部分は、山羊乳のフロマージュブランそのままの味。
「チーズなケーキ」ですね
気になった点は、口の中でクリームは瞬時にふわっと溶けてなくなり、
クッキー生地だけが残ってしまうところ。
上部と土台の食感があまりに違いすぎる。
土台は、サクサクのクリスピーではなく、少ししっとりさせた方が
いいんじゃないかなあ。
主たる原材料のチーズについて。
「フロマージュブラン」 1000円 200g
岡山県岡山市 ルーラルカプリ農場
オーナーもショップもBGMも、ジャマイカンなレゲエ調
ショップの壁一面にレゲエのCD
さながらオーナーの趣味の部屋。
チーズの種類は増やさず、このフロマージュブランを“食材”として
全国のレストランやショップに提供していきたいとのこと。
プロの調理人の手を借りて、チーズの普及をめざすのも、ひとつのやり方だと思う。
この山羊乳フロマージュブランは、とてもよくできてると思う。
脂肪分が少ないのに、濃厚な風味がある
おいしいから、たくさん食べてしまっても、後味が脂っぽくならない。
淡泊な味だがパンチがある、というのは、いろんな料理に応用がきくだろう。
オーナーの視線が、山羊農家やチーズ専門家ではなく、シェフやパティシエに向きすぎてる
ことには、ちょっと違和感とか寂しさを感じた。
こんなことは、部外者が酪農家に、勝手な理想を押し付けてるだけなんだろうけど・・・
農場は、大きなおっぱいのおかあさんとちびちゃん達がいっぱい
超カワイイ
朝から、6~7組の家族連れが見に来ていた。
このかわいさで飼ってしまう人たちも多いらしいが
飼い方がわからないとか、近くの獣医が診てくれないとかで
捨ててしまうバカもいるらしい・・・
最後まで大事にしてあげてね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます