阿蘇山を眺めて暮らす自由人!

四季の移ろいを肌で感じ、阿蘇で暮らす自由人が見たもの・聞いたこと・感じたこと

バーリ(イタリア)

2019年05月12日 | アドリア海、エーゲ海クルーズ

 バーリはイタリア共和国南部の都市・プッリァ州の州都。アドリア海に面した港湾都市で東地中海の国々と広範囲な貿易をおこなう商業の一大中心地。 サンタクロースのもととなった聖人ニコラオス(聖ニコラ)ゆかりの地である…バーリ港に12時接岸

 旧市街の玄関や土産物店

 旧市街の”サン・二コラ教会”、ニコラオスはキリスト教の主教(司教)・神学者。3~4世紀に小アジアのミュラ(ミラ)で大主教を務め奇跡を起こした聖人(聖二コラ)。1087年バーリのサン・二コラ教会に聖遺物(不朽体)が移された

 ノルマンノ・シュヴァーベン城は12世紀のノルマン時代ルッジェーロ2世が東ローマ要塞の上に城を築き、13世紀シュヴァーベン王フェデリーコ2世が、当時残存していた城壁や塔の骨組みを利用し再建。13~14世紀アンジュー家ナポリ王の時代に外壁が復元され、大きな尖塔アーチの柱廊などが作られた。16世紀初めから約50年アラゴン朝の時代にはイザベッラとその娘の宮殿として使用され。ブルボン王朝には憲兵のための兵舎や牢獄として使用された。 現在、展示室や文化財保護局の事務所として使用されている

プーリア・ロマネスク様式の美しい円柱…回廊やホールには、壁柱や柱を飾る柱頭にイスラム的な野菜の装飾、戦士の頭の列や古代ローマ的なワシの列の装飾等が施されている

 18時バーリ港を出港してカタコロンへ向かう

コメント