大地震の後に思うこと
1. 命があれば何とかなる。その為には家の倒壊や土砂崩れが多かった活動断層の周辺地域や土砂崩れの危険がある場所を避けて住むことが重要です。熊本地震は真夜中の大地震で家が倒壊した。しかし家からすぐに逃げ出し多くの人々が助かりました
2. 震災直後(命が助かれば)は、すぐには支援が得られないため3日程度の飲水や食料の備蓄。衣類(防寒着、下着含む)。停電に備えて懐中電灯、手回しの充電器や電池、ラジオ、携帯電話等が必要です
3. 近隣コミュニティの助け合いは心強い。近所の“おいしい丸葉山”地区では、日頃から人々の交流があり停電で溶けかけた冷凍食品、米や畑の野菜等を持ち寄り炊き出しで無事を確認すると共に楽しく食事しました
4. メールやハガキによる安否確認は励みになりました。全国の皆さまからの励ましのメールや電話には大変元気づけられました、重ねて感謝いたします
5. 私見ですが災害に強い町にするには、過度に都市に人口を集中させるのではなく、日本の将来を考えると適度に日本全国に機能・人口を分散させる必要があることを痛感しました。熊本地震は激甚災害ではあったが、火災や内陸地震で津波がなく人口密度も低いため、その後の暮らしは比較的平穏でした。私の子供達(2家族)は仕事の関係で横浜に住んでいるため人口密度が高い都市での災害が心配です
夜の”車中泊”が長くなった、寝心地を良くするため床に敷布団を敷き、毛布を掛け布団にする、車はテントより風雨を凌ぐには便利だ。7人乗りのウイッシュは2列と3列のシートを倒せばフラットになるため足を伸ばすことが出来る、しかし2人寝るには横幅が狭い。余震があっても車が揺れる程度で飛び起きることもなく安眠出来た…地震後の避難生活を工夫しなければくたびれる