野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

ミサゴ

2007-10-29 | 猛禽類
「見てなくちゃコメントできないわよ」と当方の詳細な説明にもかかわらず固辞されたため、カメラ担当が登場です。
ヤマセミが居ついているポイントで、崖を見上げていたら偶然この鷲鷹類の準絶滅危惧種に出会いました。しかも枯れ木に留まっているだけでなく大きなイワナかヤマメを食べるというオマケ(このカットは小枝が邪魔してボツとなりましたが)まで。
ミサゴは魚を捕獲すると魚の頭を前にして両足で前後の向きにぶら下げる---という他の鷲鷹類とは異なる採餌ポーズをとるのですが、この時は残念ながら見逃しました。
魚が皮と尾びれだけになり枝からダラーンと下がったところへ、掃除屋さんのトビがやって来て「いただきまーす」。すかさずミサゴは飛び去っていきました。
でもしばらくしてまたこの枝にミサゴは戻ってきて、このポーズをとってくれました。
いつ見ても鷲鷹の精悍な姿は魅力的です。こんな山奥の峡谷でミサゴが見られるなんてラッキーです。テリトリーしているようにも思えるのでしばらく通わなくてはと思っています(ケン)

カワセミ

2007-10-22 | カワセミ
先日のジョウビタキさんに出会ったのと同じ場所のカワセミさんです。
この冬初めてのジョウビタキさんだったので、そちらの方ばかり探していたら
”何やってんの?”ってな感じで、枯れた葦の穂にとまっていました。全くそんなものですよね。一生懸命探してもいない時はいない、他の方にばかり気をとられていると知らないうちにすぐ近まで飛んできている、なんてこと有りますね。
幼鳥の女の子みたいでした。しばらく近くで休んでいるみたいでしたよ。ホバリングではありませんが、羽が良く開いて背中のブルーがなかなか綺麗でしょ。でも背景がちょっとうるさいですねー。なーんて言ったら主人に怒られます。/ユウ

ジョウビタキ

2007-10-18 | サ行の野鳥
久しぶりの青空に誘われて2-3時間、余り行ったことのない川に行ってみました。たまには新しいポイントを探すのも楽しいですね。雰囲気はヤマセミさんもカワセミさんも出そうないい感じです。河原で座っていると・・あれ!あの鳴き声は久しぶりのジョウビタキさんかも、と思って探してみるといましたよ!この冬初のジョウビタキさんです。雄、雌どちらも姿を見せてくれました。ちょっと感激ですね。北の方から渡って来たばかりなのでしょう、さかんに木の実を啄ばんでいました。
この鳥さんも本当に綺麗ですよね。胸のオレンジ色、背中の黒の左右に白い斑、頭は銀色、顔は黒、すごく特徴的です。雄に比べて雌はやや地味なのですが、その顔つきがもの凄く可愛い!目つきがとてもチャーミングなのです。ぜひこの次はジョウビちゃんを登場させたいですね。/ユウ

オシドリ

2007-10-16 | ア行の野鳥
2-3日前、もうそろそろかなーと思ってオシドリさんの良く来るところへ行ってみました。いましたよー。ほとんどの雄はもう綺麗な羽の色になっていました。換羽の最中みたいな、それとも若鳥なのかも、という感じの鳥さんも何羽かいました。写真の一番手前の鳥さんもそんな感じですよね。2羽目は雌のオシドリさんです。いつもオシドリさんのこの姿を見ると、何でこんな色の取り合わせが出来たのか本当に不思議に思います。でもそれが全く不自然さの無い色合いですよね。微妙な色の具合は本当に素晴らしい!
ところでオシドリさんって樹洞に巣を作って、ドングリなんかも食べるそうです。水辺の鳥さんとしては、ちょっと変わっていますよね。/ユウ

キビタキ

2007-10-15 | カ行の野鳥
10月の半ばだというのに、とっても綺麗なキビタキさんがまだ居ましたよ。もう朝晩は10度を切ることも有るのに大丈夫なのでしょうか。渡りの途中と思われますが、随分ゆっくりしていますよね。我が家は栃木県ですから、これから日本列島を南下してはるばる東南アジアのどこかまで飛んでいくのですよね。考えただけでも疲れちゃいますねー。でも彼らはそれをやっているのですから、凄いですよね。しかも1年に2回もですよ。あの小さな体のどこにそんなエネルギーを蓄えているのでしょう。とっても大変なことを何気なくしてしまう素晴らしい能力を持ち合わせているのでしょうね。大自然の中で生きているということは本当に素晴らしいことです。
それにしても無事にたどり着くのかとっても心配です。/ユウ

ヤマセミ

2007-10-14 | ヤマセミ
本当に久しぶりのヤマセミさんです。と言っても主人が一人で行った時のことでした。私は画像のみです。でも居る事が確認できて良かったです。しかも雄、雌二羽で居たそうです。やっと釣り人も少なくなって川も静けさを取り戻してきたようです。カワセミさんやヤマセミさんも行動範囲が広くなってきたことでしょう。
何が?・・と言われても困るのですが本当にヤマセミさん可愛いですね。特徴的な冠羽もいい、白黒の模様も粋、表情がまたすごくいい・・などでしょうか。何度見ても見飽きない、又見たい鳥さんです。/ユウ

モズ

2007-10-11 | マ行の野鳥
最近公園などへ行くと、よくモズさんがケケケケと大きな声を出して鳴いているのに出会います。高鳴きと言って自分のテリトリーを宣言しているそうです。すぐ近くの木で2-3羽がお互いに鳴きあっていることも有ります。とても大きな声なんですよ。声の大きさで勝ち負けが決まるのでしょうか?そして負けた方は”ごめんなさい”と言ってスゴスゴ飛び去っていくのかな? 季節柄囀る鳥さんの少ない今、このモズさんの声はとても目立ちます。小さいけれど肉食で結構存在感のある鳥さんですよね。よく見ると色もなかなかお洒落で、尾をくるくるまわしたりして楽しめます。声を頼りに木の天辺を見るときっと見つかりますよ。/ユウ

カルガモ

2007-10-04 | カ行の野鳥
いつもの公園の池のカモさんが急に多くなってきました。カルガモさんだけではなく、コガモさんもいるようです。右はカルガモさんで左はコガモさんだと思います。同じような色ですが配色のパターンがちがいますね。なかなか綺麗です。やはり鳥さんは翼を開いた時が見せ場ですよね。思いがけない模様が出てくる鳥さんや、思いのほか大きな翼を持った鳥さんなど、止まっている時には分からない素晴らしさがあります。またその飛び方にもそれぞれ特徴があって、急がしそうに飛ぶのがいれば、猛禽類のようにゆったりと風にのって気持ち良さそうに飛ぶものもいる、いろいろですね。考えてみると人間の世界と同じかもしれませんね。/ユウ