ホトトギス

いつもの公園でチラリとしか姿を見せてくれないカワセミさんを待っているときに、出てきてくれました。ホトトギスさんと思われますが、鳴いてくれないので確信は有りません。しかも幼鳥、又は換羽中みたいで頭がちょっとごま塩みたいですよね。夏の間は朝から晩までよく耳にしていたあの独特の囀りも、カッコウの声と共にいつの間にか聞こえなくなり、夏の終わりを感じさせます。今年は残暑も厳しく、まだまだ半袖の日が続いていますが、季節は確実に秋に入っているのでしょう。野生動物は人間より敏感に季節を感じているのですね。そういえばカワセミさんの池にもこの秋初めてカルガモさんの群れが姿を見せました。もう少しするともっと沢山のカルガモさんと北から渡って来たカモさんたちで、賑やかになります。それも楽しみです。／ユウ

サル

先日主人と買い物へ行って帰って来たら、何と我が家の前の道路にサルが悠然と歩いています。もうビックリ！！　　今迄はちょっと山の方へ行ったらいたーという感じだったのですが、我が家の本当にまん前ですからねー！車を降りても慌てる様子もなく、駐車場の栗の木の上で栗を食べたり、ゆすったりしているのです。よく見るとどうも親子のようで５－６頭いました。
そしてこの写真はその２日後で、またまた今度は１５頭位の群れでやって来たのです。まだ親のおなかにくっついているような子猿もいっしょに大集団で、ちょっと恐怖でしたよ。我が家のワンコも凄く恐がってもうパニック状態でした。（まあこのワンコは体の割りには超気弱なのですが・・）この通り屋根の上で大暴れして帰って行きました。
確かに今ドングリや栗が沢山実をつけています。でもまだまだ山にだって食べ物はたくさんあるはずですよね。なのにどうしてこんなに民家のある所まで降りてくるのでしょうね。食べ物だけの理由ではないのでしょうか。よく分かりませんが野生動物にとってとても暮らしにくい環境になっているのでしょうね。／ユウ

ビンズイ

公園などに行ってもなかなかいい出会いがない時は仕方ありません。近所ネタになってしまいます。夏には標高の高い所で出会ったビンズイさんが、秋の気配と共に我が家の近くまで降りてきたのでしょうか。可愛い姿を見せてくれました。この他にもキビタキさんやオオルリさんも渡りの途中なのでしょう、時々見かけます。これから南へ南へとあの小さな体で飛んでいくのですね。凄いことですよね、私達が想像する以上に素晴らしい可能性を秘めているということでしょうね。今年の夏にお世話したツバメさんもちゃんと帰れるのかしら？なんてふと思ってしまいました。そして北からはそろそろ冬鳥がやってくるのでしょう。自然は素晴らしいです。／ユウ

コウモリ

９月に入ってそこそこいつもの公園に出掛けているのですが、カワセミさんはなかなかいい写真を撮らせてくれません。他の鳥さんもちょっと今は少なめですね。
何かいないかと主人が歩き回っていると、風になびく他の葉っぱとちょっと動きの違う枯れて腐った葉のようなものが、目に止まったそうです。”ナンダー？”とよく見てみるとこれだったのです。コウモリが真昼間、カンカンと陽の当たっている木にぶらさがっていたのです。私達が普通に考えているコウモリは、昼間は暗い洞窟の奥に潜んで眠っているはずですよね。それがこんな所にいるなんてちょっと信じられませんでした。でも確かにコウモリのようです。こんな習性のコウモリもいるのでしょうか？それとも変わり者のコウモリなのでしょうかね。／ユウ

ツバメの雛

長い長い夏休みになってしまいました。さー始めようか、と思ったら台風だの秋雨だので、在庫がありません。でもまた頑張りますのでみてくださいね。
ということで今回はツバメさんです。
夏休みの忙しい時に　”ツバメさんのヒナお願いできますか？”という連絡に　”はいはい”と二つ返事でお預かりしたのですが、よく考えてみたらツバメさんのヒナのお世話はとても大変なのです。他の鳥さんは朝晩のエサやりと冬場なら温度調節くらいなのですが、なにせまだヒナなので１－２時間おきのエサやり、また羽も充分に出ていなかったので夏の昼間でも保温が必要でした。エサはなるべく自然の虫が良いのでその採集、など今回はとても私一人ではお世話できません。でも主人と夏休みで帰って来ていた娘夫婦に手伝ってもらったお陰で、こんなに大きな口をあいてエサをおねだりするようになり、どんどん大きくなって部屋の中を飛べるようにまでなりました。もともと飛行訓練は別のボランティアさんにしていただくことになったいたので、その後はお願いしました。今頃は自由自在に大空を飛び回っていることでしょう。それにしてもツバメさんの親鳥は　”すごい”ですね。/ユウ