野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

コムクドリ♂♀

2006-04-29 | カ行の野鳥
毎月恒例の地元探鳥会での初見の野鳥です。ムクドリはあちこちで見かけますが、コムクドリは初めてです。
夏鳥として渡りの途中に立ち寄ったのではと思います。これまでにも目の前を通過したことがあるのでしょうが、他の野鳥同様意識していないので見えなかったのかもしれませんね。今回も仲間に教えてもらったくらいですから。
新緑の木々の間、透き通るような若葉と戯れるように小さな群れとなって飛んでいました。
他の野鳥の例にもれず、♂は頬が赤茶色、羽も白い斑のはいった美しい容姿。♀は頬の斑もなく少し地味ですね。どちらも春を謳歌するように元気そのもの、こちらもみているだけで楽しい気分になりました。

目が開いた!フクロウの赤ちゃん

2006-04-28 | 猛禽類
連休前で家業の方もなにかと気ぜわしいのに、やっぱりフクロウのその後が気になり出かけてしまいました。
午後もかなり回っていましたが、まだ日差しがあるというのに巣穴の樹洞に親フクロウがいません。でもフクロウの赤ちゃんは居てくれました。
モゴモゴと樹洞のスリットの下から顔を覗かせています。おやっ、目、目があいているっ!。大きな真っ黒の目玉です。縁はまだピンク色。もう見えるんだ。こちらを覗っています。
1週間前の真っ白だった羽毛も薄茶色になっています。体長もかなり大きくなったみたい。時折背伸びをしたり、小さな羽根をバタバタやっています。
もうこの分じゃ、樹洞の外へ出てくるのも時間の問題かなあ。このころあいはよくわかりません。巣穴の周りでちょこんとたたずんでいる光景を想像してワクワクしているんだけど。

オオルリ (雄)

2006-04-26 | ア行の野鳥
最近我が家の裏の谷の方から、余り聞き慣れない鳥さんのさえずりが聞こえてきます。声だけではまだまだどの鳥さんか判別できません。(ああ! 情けない・・)午前中に主人がワンコのお散歩でオオルリに出会った!と聞き、私も絶対見たいと思い午後二人で出掛けました。結構沢山の声が聞こえます。去年はこの辺にオオルリが4-5羽いた、という辺りでちょっと休憩していると・・出てきましたよオオルリさん!今年初めてです。綺麗です。さえずりも去年聞いたのと同じ(当たり前ですよね)でいい声です。おまけにもう一羽・ペアでした。冬の間は何処で過ごしていたのでしょうか。そして又帰って来てくれたのです。えらいですねー、感激です。しばらく私達の居る辺りで二羽で追いかけっこをするように飛び回っていました。帰りがけにもあと二羽(雄)見かけたので今日は4羽、確認しました。やっと我が家の周りにも夏鳥が見られるようになって来たようです。/ユウ

フクロウの赤ちゃん

2006-04-22 | 猛禽類
なにしろ見ることのできる範囲が狭く小さいので、角度を変えようと数十秒目をそらしていたら、親の姿が見えません。静かな森の中、羽音でもすれば気がつくはずなのに忽然と親が消えました。
デジスコで巣のスリットを覗いていると、かすかに白いものが動いています。風で抜けた羽毛が揺れているのかと思ったら、小さな嘴が現れました。
初めて見るフクロウの赤ちゃんです。
ゆっくりモコモコと動いています。ちいちゃくても鋭い嘴の両側には、まだ開いていない眼もみえます。
突然、大あくびをしました。大きな口、大人になった時の猛禽をしのばせます。
無事育ってくれよー。後ずさりするように引き上げました。

フクロウ

2006-04-21 | 猛禽類
赤松の折れたわき枝のウロの中にフクロウの♀がいます。スリットのようになった裂けた赤松の樹皮の間から、こちらをじーと見守っています。比較的近い距離なのに倍率の高いフィールドスコープでないと、なかなかフクロウと確認できません。保護色とその静かな所作からでしょうか?
薄暗い林の中で一人、この見透かされたような眼で見つめられると、最初は背筋が少し寒くなりました。
どう見ても身体の大きさに比べて床面積の狭いウロです。尾羽がはみ出しそうに見えたので発見できたくらいです。大木が少なくなったご時勢だからやむを得ないのでしょうね。
次回にしますが、このフクロウお母さんなんです。お腹の下に純白の2世がいました。

ヒレンジャクが来た!

2006-04-15 | ハ行の野鳥
今年の冬には絶対に見たかったのに見られなかった・・(主人は見ているのですが)とずっと残念に思っていたヒレンジャク。そのヒレンジャクが渡りの途中なのでしょうか、我が家を訪れてくれたのです。いつものように窓越しの鳥見をしていると、娘が"変わった鳥が居るよ。インコみたいだ”なんていうのです。”まさかー、インコなんか居ないよ”と主人が見てみると”レンジャクだ!!”・・ということで大騒ぎ。十分足らずの時間でしたが、夢に見たヒレンジャク、確かにこの目ではっきりと二羽見ることが出来ました。羽のいろも結構いろいろな色が混じっていて綺麗でしたよ。まさか我が家でレンジャクが見られるとは思ってもいませんでした。感激です。きっと余りにも残念がっていたので旅の途中で寄ってくれたのでしょう。心優しいヒレンジャクさん、本当に有難う。/ユウ

イソヒヨドリ

2006-04-11 | ア行の野鳥
今になってまた宮古島の続きですかー・・なんて言われてしまいますよね。そうなのですけれど、何かお天気と仕事の具合とかで、なかなかでられない日が続き仕方ないのです。まあまあ海の無い県としては、大変珍しい鳥さんなので勘弁してください。前に沖縄本島に行った時も登場してもらったのですが、今回はもっと色がきれいになっていたみたいです。宮古島では結構あちらこちらで見られました。特に泊まっていたホテルの中庭では、朝早くからとてもいい声でさえずっていて、とても楽しかったです。雄のイソヒヨドリさんはこんなに綺麗ですが、雌の方はかなり地味です。人間の世界とは随分違う・・と言いたいところですが、この頃はそうでもなくなってきたみたいですね。/ユウ

コガラ

2006-04-04 | カ行の野鳥
最近はお天気が安定しません。強風・花冷え・春のお天気って毎年こんなでしたかね。特にこちらは強風が吹くと雪混じりになってすごく寒くなるのです。"桜"なんてまだまだよその国の話みたいです。という言い訳でなかなかいい被写体に出会えません。そこで奥の手・餌台に来る鳥さんと言うわけです。コガラさん・なかなか可愛いでしょ。カラ類のなかでは一番愛嬌があるみたいです。結構近くまで寄っていってもそれほど慌てて逃げる様子も無く、逆に"早くどいてちょうだい!”と叱られてしまいます。特に最近はこの体でよくもあんなに大きな鳴き声がでるなー、と感心するほどの大声でさえずります。かわいいですよー。餌台に来るカラ類、シジュウカラ・ゴジュウカラ・ヤマガラ それにこのコガラ、それぞれ色々な性格があって面白いですよ。/ユウ