野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

ヤマセミ 続報

2005-03-29 | ヤマセミ
先週のヤマセミに又会えるかもしれない、でもそんなにいつもうまい具合に会える訳はないと両方の気持ちを持ちつつ出発。ちょっと寄り道などしてからこの前の川へ。双眼鏡でグルリと見渡したところ見えるのはセキレイだけ。しばらくあちこち眺めていてもやっぱり今日はいません。風も強くなってきたので、早めに引き上げることにしました。残念だねーと言いながら「この前はあの橋の向こう側にも飛んで行ったからそっちもちょっと見ていこう」と車で橋の下をくぐって対岸の木を見たら  あ!止まっています。大急ぎで車を降りて見ていたのですが、この後チョット奇怪な行動をしたのです。(この話はいずれ又ネタのないときにとっておきます。)結局さっきずっと見ていた場所にヤマセミと共に戻りました。しかも戻った時はヤマセミは二羽になっていたのです。さえずりながら仲良くお隣同士で枝に止まった姿を見て下さい。一羽だけでも感激なのに二羽もそろったら二倍どころか三倍、四倍の感激です。しかも後の崖の上に巣穴まで有って何度も出たり入ったりして営巣中なのです。良く見て下さい。嘴に土が付いています。本当にラッキーでした。思いもかけない場面に遭遇し、時間が経つのも忘れてしまいました。できればお邪魔にならないようにそっと又いつか見に行きたいものです。本当に可愛い!!/ユウ

ノスリ

2005-03-27 | 猛禽類
つぶらな瞳の小鳥達はその可愛らしさに惹かれますが、精悍な眼の猛禽はなぜか憧れが先にたちます。鳥見にのめり込む前からワン子の散歩コースの谷川の上空を悠然と旋回するヤツがいました。トビと決め付けていたのですが、その後ノスリとわかり日参しているのですが(散歩だから当たり前!)いまだにしかと精悍な顔立ちを拝見していません。今回ははるか高くの不鮮明なお姿(腹に帯があるのがノスリの特徴)で登場してもらいました。聞くところによると「ノスリの眼は精悍どころか、うるうるしていて”眼うるみダカ”って呼ばれている」とか。えー、ほんとー---ですが、ますますアップで見たくなります(ケン)

シメ♂

2005-03-24 | サ行の野鳥
ヤマセミの興奮の余韻に浸りながら、ぼーっと裏の林の常連野鳥を眺めています。団体のカワラヒワ、アトリに混じって一回り図体の大きい太っちょのシメ。冬鳥なのでそろそろ帰り支度をしたらいいのに、まだのんびりとヒマワリの種をモグモグやったり、枝に止まったまままどろんでいるようにも見えます。可愛い!ともっぱら表現される小鳥達ですが、シメはこの点は目つきで損をしていますね。茶褐色の虹彩に加えて黒い目の周りの隈取、どう見ても「悪いヤツ」に見えてしまいます。でも餌台にやって来るのはいつも最後のほうで、周りがいなくなってもムシャムシャやっています。しかも最近気が付いたのですが、彼女(全体に色彩が薄い)ができたようで、付かず離れずの様子。彼女には「この目線がたまらない!」のでしょうね(ケン)

ヤマセミ 

2005-03-22 | ヤマセミ
あわただしく連休も終わり、さて今日はどこへ・・と考えた時、やっぱり先週フラれてしまった「ヤマセミ」 見たいですよね。ただしこの前の川のヤマセミはどうも営巣行動に入ったようだ、という情報を教えて頂だき、ヤマセミさんの大事な時に邪魔をしては大変! と思い今日は別の川に行ってみました。ヤマセミ求めて西東ってところですかね。でも、いるらしい という話を頼りに初めて行った川、釣り人なども居てどうもいないみたいだからと、別の場所に移動しようとしたその時、右側の方から鳥が・・。あ、あれ何かしら? あーーー!! ヤ・マ・セ・ミ! と言う訳で願いが叶いました。何ともいえず可愛らしい頭でっかちの姿。でもどことなくただよう品の良さ。愛くるしい目。これはやっぱりカワセミと人気を二分するのも納得ですよね。右へ飛んだ、左へ飛んだとその度に、私達も右へ左へ。上を向いたり下を見たり、尾羽を上下させたり、首をぐるりと回したり十分楽しませてもらいました。ありがとう、ヤマセミ君。又見に来ますよー/ユウ






ベニマシコ♂

2005-03-19 | ハ行の野鳥
家から車で15分、冬の常駐者がまだいました。河原の鳥達はそろそろ冬鳥・夏鳥の端境期ですっかり姿が少なくなったようです。未練がましい性格ため「少ないなあー」とぼやきながら鳥見道具を片付けながらも「もしかすると」と、またカメラを持ち出して河原を覗いてしまいます。河原のの枯れ草の中にピンクのお腹のベニマシコがいました。この時期になるとピンクが紅色に赤味が増すのですが、このベニマシコはピンクもマダラです。カメラを取り出して、再び忍び寄って行くまでの数分ものんびりと草の実を食べ続けていました。ベテランの話では夏鳥として北海道あたりに渡ってからはお腹の紅が一層鮮やかに濃さを増すそうです。北海道---鳥見にチョット出かけるには遠いです。

ミヤマホオジロ

2005-03-17 | マ行の野鳥
前回チョウゲンボウを見た時はヤマセミを見に行ったら ヤマセミの代わりにチョウゲンボウが見られた という話はしました。でもその日は本当は出かけるとき「ヤマセミとカワセミのはしごだ」と言って出たのです。と言う訳でチョウゲンボウを見た帰り どうせ通り道だから と言っていつもの川に寄ったのです。でも見事にカワセミにもフラれてしまいました。そんなにうまい話はないよねー と思い、反対側の公園に目を移して、ツグミ カシラダカ シジュウカラ ヒガラなどの小鳥達を見ていたら何か黄色い珍しいのがいるのです。急いで主人を呼んで確認をしたら「あれはミヤマホオジロだ」と言うのです。しかもやたら自信ありげに・・。そんなの私はもちろん主人だって見たことないはず。ホントカナー?と疑いつつも「早く早く、写真写真」と言って撮ったのがこれです。冠羽も有り頭の部分だけがやたらとハデで、それ以外は結構地味な色合いでした。シジュウカラの群れと一緒に草の実などを、ついばんでいました。私が見たのは一羽だけですが、もっといたのかもしれません。家へ帰って図鑑を見たら確かにミヤマホオジロでした。いつもいつも本をめっくて見ていると、結構頭の中に入って来るものなのですね(興味の有る物だけかもしれませんが・・)。/ユウ

チョウゲンボウ

2005-03-15 | 猛禽類
連れの要望で久しぶりに少し遠出、ヤマセミ目的でしたが×、思いもかけない収穫にホクホクです。以前からチョウゲンボウの営巣地ということは知っていたのですが、初めて巣穴の彼(彼女かな?)に出会ったのです。
三十メートルぐらいある絶壁の上部に巣穴から葦原を見回していました。しばらく観察していると、さっと飛び出し、対岸の潅木の天辺に留り獲物捜しに目を光らせているようでした。でも巣穴から辺りを見つめる目はとても猛禽類という区分けが似合わない可愛い目元に見えます。
絶壁の上を飛び回る他の一羽を見て「パートナーじゃない?」と連れ。 これから彼らは子作りの時期です。次回は巣穴に仲良く二羽並んでいるかも。
当方も近寄りたいのはヤマヤマでしたが遠めのデジスコ撮影で我慢しました。

ルリビタキ♂

2005-03-12 | ラ行の野鳥
もう今シーズンは会えないのでしょうね。アップが撮れたら差し替えようと思っていたのですが、どうも無理なようです。
うちの裏のいつもの谷川でこの初冬、チラリと見たルリビタキです。一月ほど前に再会、数日前に遠めの絵を数枚撮りました。アップで撮りたいのですが、敏感な鳥で上流に現れたかとおもうと、ちゃんと藪の中を迂回して下流に再び現れます。
それから日参したのですが、現れるのは馴染みになったミソサザイくんばかり。このルリビタキくん、まだ一年目の幼鳥のようで背中の瑠璃色はイマイチです。
高山性のこの鳥柔らかくなった谷の春風に乗って、もっと上流にいってしまったのでしょうか。きっと来シーズンは立派な瑠璃色の衣装を纏って、彼女と一緒にやって来ると思っています(ケン)

今 オオルリ?

2005-03-09 | ア行の野鳥
三年位前から県の傷病鳥獣保護ボランティアに登録しています。字の通り傷ついたり病気だったりして、野生に放っておけない鳥等を野生に戻すためにお手伝いをするボランティアです。大体は巣立ちの時に落ちて拾われ、県の方に持ち込まれた野鳥のヒナが多いようです。我が家でもツバメのヒナが二回、ムクドリのヒナが一回依頼を受けて、お預かりしました。そして今回はこのオオルリ雄 一羽、キビタキ雌 一羽 を去年の12月からお預かりしています。密猟で売るために飼育されていたものが、発見され没収されたもののようです。夏鳥ですからとにかく寒くならない様にして、冬を過ごし 夏鳥が来る陽気になったら、放鳥する予定です。早くそんな時が来て、元気に大空へ飛び立ってくれたら、ちょっと寂しいけれど嬉しいです。いずれキビタキさんも登場させますね。/ユウ

ジョウビタキ♀

2005-03-07 | サ行の野鳥
久しぶりの上天気、土日に忙しい仕事も終わったし、さあーカワセミ君に会いに行くか!といつもの河川敷にいつもの連れと昼飯後に出かけました。この時期、鳥見の端境期にあたるとかで鳥種が少ないようです。出会う確率の高い石の堤には姿はありません。「俺の経験(数少ない)では天気が崩れる時がいいんだよなあ」と亭主ぼやく。カワセミ君の飛翔ルートを川下に向かって眺めているとジョウビタキが盛んに川虫の空中キャッチをやっています。チラッ、チラッと光るオレンジの尻尾が目立ちます。焦点距離のあまり長くない望遠ですが、置きピンで狙ってみました。まるで扇のような飛翔のシーンにビックリしました。背景が葦で抜けていないのが残念!でも「今度はすっきりした絵を撮るぞ」と意識的に狙うとダメなんですよね(ケン)