人それぞれ好きなものって違いますよね。綺麗なもの、可愛いものが好きなのは普通だと思うのですが、その反対の人もいるわけですね。ちょっと変わったものとか余り綺麗に見えないものが好きっていう人です。どういうわけか我が家の主人がそうなんです。だからこのヨタカさんなんてもう大好きな鳥さんなんですよ。どうしてもこれが見たい・・という執念で探し出しました。
少し前から声は聞こえていたし夜飛んでいる姿は何度か見ていたのですが、夜行性なので写真は諦めていました。でも今日は朝7時半頃にもなってもまだ鳴き声が聞こえているのです。こんなに明るいところで飛んでいればよく見られる、と主人がその声のする方角を見定めて探しにいきました。なかなか見つからなかったそうですが、主人の気持がヨタカさんに通じたのでしょうか、道路からせいぜい10mぐらい入った松の木の枯れたような枝に止まって休んでいるのが見えたそうです。大興奮でした。だってこんな枯れ木のような色をしてじっと止まっていたら絶対見つけられませんよね。私もすぐに見に行きましたよ。うーん!なんとも不思議な鳥さんです。
宮沢賢治のヨタカの星を読んで主人はとっても可哀そうな鳥さんだと思っているようです。ヨタカさんにとってはありがた迷惑でしょうね。/ユウ