野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

僕には初物、オナガ

2005-11-30 | ア行の野鳥
我が家からヤマセミ、カワセミも居る一番近いポイントの川へ久しぶりに行ってみました。カワセミが2羽遥かかなたの岩の上に留まっていました。とても撮れる距離じゃない---。ヤマセミもこの春は飛んできたんだがなあー。
ここは市街地のはずれですが、大きな崖が川沿いに続き喧騒とは隔離された場所です。でもやはり棲みにくくて場所を換えたのかも。
そんなことを考えていると、近くの茂みでギャアー、ギャアーというような聞きなれない鳴き声。数羽白い鳥が枯れ枝の中に現れました。一瞬ヤマセミが頭の中をよぎりましたが、黒頭巾に白い腹、ライトブルーの翼と尾---そうだ、これがオナガだ!
東京近郊で育ったガキのころよく見た鳥だ。大人になって、しかも鳥見を始めて初めてオナガを確認したしだいです。聞くところによると東日本の都市近郊ではポピュラーな鳥ですが、西日本では見かけないそうですね(?)とういうわけで僕にとってはヤマセミ、カワセミに並ぶ珍鳥でした(ケン)

カシラダカも登場

2005-11-28 | カ行の野鳥
冷たい季節風で枯葉が宙を舞っています。ひと風吹くごとに木々は丸坊主、ワンコとのお散歩コースも見通しがずいぶんきくようになりました。
シメ、ツグミが現れ、今度はカシラダカの群れがやってきました。遠目にみるとお馴染みのホオジロと間違えそうになります。カシラダカは名は体をかたる---で頭の天辺の羽が逆立っている---ので見分けがつきそうですが、中には髪の手入れよろしく羽がねているのもいるそう。逆立っているホオジロもいますから。確実なのは胸にV字のマークのあるなしだそうです。
冬鳥がかなり出揃ってきましたが、このカシラダカを見るといちばん「冬がやってきたなあー」と感じます。寒風に逆毛が揺れ動いているからかなあー。ワンコの散歩の日課がなければ、鳥見もついサボりたくなります(ケン)

この冬初 シメ

2005-11-27 | サ行の野鳥
我が家の周りの木々もほとんど葉を落とし、窓越しの鳥見も楽しめるようになって来ました。寒くなるとついついコタツに入って双眼鏡を覗く・・なんてことが、多くなってしまいます。外を見ていたらちょっと大き目の鳥が止まるのが見えました。何かしら? 覗いてみると・いました。シメです。主人は2-3日前にワンコの散歩の時にいた、と言っていましたが、私はこの冬初見です。窓越しの冬鳥・第1号です。相変わらずチョット人相いや鳥相の悪い顔で(ゴメン)木の実を食べていたようです。10羽位いた、と主人は言っていました。夏の間何処へ行っていたのでしょうね。そしてまた帰って来てくれたのです。本当に自然って不思議ですね。/ユウ

凛々しい?母さんカワセミ

2005-11-26 | カワセミ
娘さんのカワセミを女房が紹介したので、母さんカワセミにも登場してもらいました。母娘の関係を聞いたわけじゃないですから、真偽のほどは---ですけどね。
母さん(ご存知だと思いますが下の嘴が赤いのは♀です)はいつものお気に入りの岩の上に飛んで来て、じっくり辺りを見回します。それから突然(僕にはどう見てもそう見えます。ですからいつまでも飛び出しの写真が撮れません)10メートルあまり離れた空中に飛び出し、ホバリング。2,3秒見定めてダイブし、この時は見事大振りの魚をキャッチしました。
大きな獲物のためか水面すれすれをスピードダウンで帰っていきました。飛翔を撮るには絶好のタイミングだったのですが、ついつい撮るよりまず眺めてしまうのですよねえ。
このアップ写真はフィールドスコープとコンパクトデジカメを組み合わせて超望遠写真が撮れるデジスコを使いました。ついついドアップを狙いたいもので、ズームアップするとピンが甘くなる---どうも克服できません。
娘さんに比べ母さんの世の荒波にもまれてきた厳しさが少しは伝わりますか?(ケン)

またカワセミ

2005-11-25 | カワセミ
ヤマセミのポイントで待っているとカワセミの方が頻繁に現れます。ここは母と子供のカワセミが何度か訪れてくれました。ホバリングも見せてくれましたが、本当に静止状態に成るのには感動でした。双眼鏡で見ていると止まっています。そして飛び込み!でもこの写真の”こども”の方はなかなかうまく行きません。思わず”アラー、又駄目だったの・・。もう一回頑張って!”と声をかけたくなってしまいます。今度は何か大きいのをゲットした!と思ったら アラー、木の葉でした。可愛い挑戦を何度か見せてくれました。満足満足! 何で写真が無いの? と言われそうですね。そうです。残念ながらその時主人は、別の場所で待っていたのです。私だけ見ちゃった♪/ユウ

ちょっと不思議な光景

2005-11-24 | 水辺の鳥
さて寝ようか、とパソコンの電源を切ろうと思ったのですが、デスクトップの絵を見て急遽アップする気になりました。
数日前、僅かに残る紅葉の葉々の間に乱舞するオシドリの群れを撮ったものです。ピン甘ですがどこか気に入っています。
エメラルドグリーンの湖面に浮く落ち葉の間でのんびりするもの、羽音を響かせカラフルな姿態で湖上を回遊するもの---
何か不思議な光景を垣間見た気がしたのを、ふと思い出しました(ケン)

スズメ---ポピュラーですが

2005-11-23 | サ行の野鳥
フィールドは異なりますがヤマセミ、カワセミを待っていると「私たちではダメですか?」とばかりに水石や枯れ草の上に馴染みの鳥たちがやって来ます。
そのナンバーワンはスズメとセキレイ。
まずはスズメ。数十羽があっちの草むらへ、こっちの河原へと絶え間なく飛び交っています。
こちらは着膨れしてもブルブル震えているのに、暖かそうなススキの枯れ穂の中でピーピー。派手な衣装の鳥に目を奪われていますが、頬に墨をつけたスズメくんもなかなかキュートですね(ケン)

ヤマセミさんに会えました

2005-11-21 | ヤマセミ
久しぶりにヤマセミさんに会えました。ここの川は春にヤマセミペアが、巣穴を掘っているのを目撃した所です。でもその後何度か行ったときには、ほとんど出会えずたぶんその巣穴も実際は 使われなかったのでしょう。ちょっと寂しい思いを持ち テリトリーを変えてしまったのかしら・・なんて思っていました。そのペアーのとても仲良く飛んでいるところなどを見ているので また会いたいなとずっと気にしていたのです。夏が終わって行った時はまだまだ釣りの人達もいたし、何となくワサワサしていたのが、今日はすっかり静まり返っていました。夕方近かったのですが、主人が目ざとく見つけたのです。以前のヤマセミさんでしょう。やっと静かになってのんびりしていたのでしょうか。ああー、よかった。ホッとしました。相変わらず可愛い表情を見せてくれました。ちょっと厳しい表情を見せるカワセミさんに比べると、オットリした感じのヤマセミさんはこちらも思わず微笑んでしまいます。来春が楽しみです。/ユウ

カワセミ・少しまともなホバリング

2005-11-18 | カワセミ
家の仕事を女房に任せて、ヤマセミポイントに出かけてみました。ここなら飛翔の絵が撮れると考えた場所でしたが、結論から言えば後手後手に回って完全にふられました。
ヤマセミ作戦はまだ原案もまとまりません。またあれこれ考えるとしますか。
後手に回りながら?撮ったカワセミの空中遊泳です。2,3回妙技をみせてくれました。
機材のレスポンスが悪い?のと、いや扱う当人の運動神経の老化!で、せっかくのカワセミさんの特別プレゼントも思うように消化してません。「なんて鈍い野郎だ」と言われているようです。帰ってきて画像を開く時のワクワク感とガッカリ感の錯綜。でも仕事にはない心地よいストレスです(ケン)

奇妙なカワセミ

2005-11-17 | カワセミ
時間があるとカワセミの池に通っています。居るところは判っているのですが、こちらの思い通りにならないのは当然。まずカメラを構えて準備OKなんていう時は出てこないですよねーえ。
30分、1時間---もううんざりして気が抜けてくると、その時を狙ったようにあらわれる。ですからいつも何拍も遅れてのシャッタータイミングとなります。
後から画面を確認して「ヤッター、写っている!」となる。まあ、僕の飛び物カワセミ写真は大方”フロッグ写真”です。
これもたまたま撮れたもの。後ろの浮島で休憩中のカルガモの前を忙しく?通り過ぎるカワセミ君、思わず笑っちゃいます。少しは意識的に撮りたいものです(ケン)