野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

アトリ

2007-03-26 | ア行の野鳥
我が家のエサ台のアトリさんです。一昨年は20-30羽位の群れになって冬中毎日姿を見せていました。でも去年はちらりと1-2羽見ただけです。そして今年もカワラヒワさんやシメさんに混じって、時々飛んで来るだけです。本当は大きな群れになって飛んでくることが多いそうですね。でも年によってその飛来地や数は大きく変わるようで、毎年毎年同じところに来る、というものでもないそうです。
体のオレンジ色やその柄は他の鳥さんと見分けがつかない、というものでもないので、一度見たらもう見逃すことはないでしょう。この鳥さんも冬鳥、そろそろ北へ帰る準備をしているのでしょうね。/ユウ

オオワシ & オジロワシ

2007-03-23 | 猛禽類
知床の最後はオジロワシとオオワシの2ショットいえ3ショットです。ペアのオジロワシの横でオオワシがわれ関せずの表情です。ちょっと滑稽ですね。
この外には数種類のカモさん、ハクチョウ、コクガン(これはとても珍しいもので、ガン・カモ類の好きな方は見逃せないとのことです)、などの冬鳥、たくさんのカモメさん、ちらりとミヤマカケスさんなど楽しんできました。また車道のすぐ脇の海岸線を歩いるキタキツネにも出会いました。
どれをとっても厳しい寒さの中で一生懸命生きています。こんな現実をたまには私達人間も思い出さなくてはいけませんね。自然は本当に素晴らしいものです。/ユウ

ハギマシコ

2007-03-22 | ハ行の野鳥
久しぶりに知床でハギマシコを見ました。この前見たのはいつも行っている公園の崖の所でした。もう二年も前です。鳥見を始めたばかりの頃で、何かきれいなのがいるけど、一体なんだろう・・と思って聞いてみたら、ハギマシコだったのです。へーそうなのか・・とその時は余り気にしなかったのですが、結構珍しいものでそれから二年会えませんでした。それ以来の出会いです。おなかのピンク色が特徴的ですね。これは野付半島のネイチャーセンターのエサ台に来ていたものです。寒風の吹く中7-8羽の群れで来ていたようです。この鳥さんも冬鳥なので、もうそろそろ北へ帰って行くのでしょう。
ハクチョウなどの北帰行の話題が時々テレビなどに出ますが、この野付半島のハクチョウはこれからが,多くなるときだそうです。本州で冬を越したハクチョウさんが、北へ帰る中継地として、多く訪れるからとのことでした。ここで一休みして、さあもう一頑張り、ということなのでしょうね。/ユウ

シマエナガ

2007-03-20 | サ行の野鳥
私にとってはこのシマエナガさんも、どうしても見たい鳥さんでした。だってものすごく可愛いでしょ。我が家で見られるエナガさんも可愛いですよ。でもこの頭の真っ白なシマエナガさんの表情、何とも言えません。春国岱のネイチャーセンターの裏のエサ台に一日に何度か訪れるそうです。私達が行った時も丁度その時に巡りあえて、エサ台の牛脂をつついている姿を、見せてくれました。6-7羽の群れでちょこちょこ飛び回りながら、一生懸命栄養補給をしているようでした。
このシマエナガさんともう一つ秘かに期待していた、ユキホオジロさんには残念ながら出会えませんでした。やはりこちらの方がチャンスが少ないようで、一度や二度ではなかなか出会えないようです。
まあ課題を残しておいた方が、また楽しみも有るということでしょうか。/ユウ

オジロワシ  その2

2007-03-19 | 猛禽類
春国岱・風蓮湖はラムサール条約に登録されている、世界的にも貴重な湿地帯です。季節が良ければ一日かけて、のんびりと楽しみたい所です。ここは保存する、ということだけではなく、自然と人間とが共存する、ということを目標に様々な試みをしているそうです。
そんなことをここのネイチャーセンターの方とお話をしている目の前で、凄いことが起こってしまいました。一羽のオオセグロカモメがエサのお魚をくわえたようで、それをほかのカモメ達が横取りをしようとするのです。あらあら、と思って見ていたら、そこにオジロワシが飛んできたのです。そしてその横取りに加わったのです。そのうち”エーイ面倒だ!”とばかりに、オオセグロカモメごと文字通りわしづかみにしてしまいました。その後雪の壁の後ろに隠れてしまったのですが、すぐに白い羽が風に吹かれて、飛んで行くのがみえました。エサをゲットしたばかりに自分がエサになってしまったのです。普通はオジロワシは魚を食べているのですが、カモメを獲ることもまれには有るとのことでした。でもこれは自然のサイクルですからね、仕方ありません。そのカモメを狙って他のオジロワシやからすも集まってきていました。皆生きるために一生懸命です。/ユウ

オジロワシ

2007-03-17 | 猛禽類
オオワシと共にオジロワシも当然今回のメインの鳥さんでした。
見かけの風貌は似ていますが、良く見ると顔つき、目の鋭さはオジロワシの方が厳しいものが有るかもしれません。私の個人的な見方ですけれど・・・。このオジロワシも大きさはオオワシとほぼおなじ位で、羽を広げると2m30位あるそうです。目にする頻度はオオワシより多かったような気がします。 
羅臼に着いて車を走らせ、まず出会ったのがこのオジロワシでした。”わっー!!”という感動の出会いでした。だって今迄こんなに大きな鳥さんに会った事はもちろんありませんでしたから。走っている車から見ていてもすぐに見つけられるのです。あんなに大きな鳥が街中に居てもいいのかしら・・といった感じでした。オオワシに勝るとも劣らない素晴らしい存在感のある鳥さんです。/ユウ

オオワシ その2

2007-03-16 | 猛禽類
前回のオオワシの飛び立ちの瞬間です。顔がこっちを向いていたら良かったなーというところですが、現実はそうもいきません。風が強く地吹雪も吹いていて、カメラがどうしてもブレてしまうと、カメラ担当者は申しております。でもなかなか迫力あるでしょ! 羽ばたきもどっしりとした感じで、すごいです。
前回書き忘れてしまったのですが、オオワシの大きさは翼を広げたときの先端から先端までは2m50もあるそうです。普段大きいと思って見ているカラスは1m少しですからね、近くに居ると小さい小さい。それに全体のボリュウムもありますから、それはそれは感動ものです。こんなに素晴らしい鳥さんの住む環境をこれ以上悪くしないようにしたいものですね。/ユウ

オオワシ

2007-03-15 | 猛禽類
知床から帰って来ました。実際は羅臼・野付半島・風蓮湖の辺りに行ってきました。そしてこのオオワシがメインの目的でした。
事前の情報ではもう流氷もないし、余り鳥さん達もいないような話だったので、居なくても仕方ないね・・と言っていました。まあ一羽でも二羽でも見られれば、と思って行ったのですが、思ったより出会いはありました。
オオワシは世界的にもオホーツク海の沿岸だけでしか見られない、ということで世界中からファンがやってくるそうです。抜群の大きさで見た目も大変迫力があり、世界一の美しさとも言われるようです。確かに最初見たときは感動でした。木に止まっていても堂々とした様子で、圧倒されるような感じです。
翼に白い斑の出ているのが成鳥で若鳥ははっきりした斑がありません。いずれにしても一見の価値の有る鳥さんですね。スゴイです。/ユウ

お知らせ

2007-03-12 | Weblog
更新が滞ってしまいました。プライベートな事と、パソコンの故障とかがあって、ちょっとご無沙汰してしまいました。そして明日から知床です。さてどんな鳥さんに出会えるか楽しみです。でも今年はやはり暖冬でもう流氷も全くないとか・・・。運を天に任せて行って来まーす。/ユウ

カワガラス

2007-03-03 | カ行の野鳥
先日のオシドリさん達と同じ川に居たカワガラスさんです。今ちょうど巣作りの真っ最中のようで、2羽で代わる代わる巣材を運んでいました。この川は川岸の崖になっている所に、2メートル位の高さのお散歩用の歩道が作られています。そしてこのカワガラスさんは何を思ってか、その歩道の横の崖のちょっと奥まった所に、巣作りを始めているのです。人間がちらちら行き来するので、天敵に対するリスクは少ないかもしれません。でも気がつく人が居れば(私達みたいに・・)良く見えるところです。
カワガラスさんはとても警戒心が強い、と聞きます。巣材を運ぶのも結構あちらこちら見ながら、安全を確かめていました。でもとにかく歩道を越えなくてはいけないのです。一旦川から歩道に飛び乗って歩いて横切るのですが、それがものすごいスピードなんです。目にも止まらぬ速さ・・まるで反対側からヒモか何かで引っ張っているかのようです。思わず笑ってしまいました。本人は真剣なのでしょうね。余りいつもは目に留めないカワガラスさん、結構楽しませてもらいました。少ししたら又行ってみたいですね。/ユウ