野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

ヤマセミ 其の3

2006-05-25 | ヤマセミ
ヤマセミ三兄弟のまたまた続きです。兄弟で遊んでいる中で水浴びをしたり、飛んだりもしていました。そしてお得意の魚ゲット・・・と思ったらアララ銜えていたのは木の葉っぱでした。何かの本で親鳥が木の葉で練習をさせる、というような事を読んだような気がします。きっとまだ練習中なのでしょうね。とするとまだまだ親にその辺は頼っているのでしょう。こんなに元気そうな三兄弟の食欲を満たさなくてはならないのでは、親鳥は大変ですね。そういえばここから少し離れた樹上でお父さんはじっとしていました。子供たちの元気な様子を見ながら、疲れた体を休めていたのでしょうか。/ユウ

ヤマセミ 其の2

2006-05-23 | ヤマセミ
昨日の三兄弟の続きです。二羽の兄弟が岩の上で遊んでいるところです。いかにも巣から広い外に飛び出し自分の羽で飛び回り、兄弟と楽しく遊んでいる、といった感じでした。つつきあったり水に飛び込んだり、岩の上で足をすべらせオットットなどという姿も見せてくれました。可愛いですねー。もう見た感じは立派なヤマセミさんですが、行動が何となく子供っぽいーーという風に見えたのは気のせいでしょうか。/ユウ

ヤマセミ 三兄弟

2006-05-22 | ヤマセミ
今日は天気予報では晴れマークだったのですが、朝から霧がかかりどう見ても快晴にはなりそうもありませんでした。主人も余り期待はしていなかったようですが、そんなものですよね。こんな光景に遭遇するなんて思っても居ませんでした。先日のヤマセミポイントのほんの少し下流です。行ったとたん二羽のヤマセミを発見。でも少し違う位置からまた別の鳴き声が聞こえます。エッ!ツーペアーいるのかな?と思ったのですが、まさかおなじテリトリーに、しかもまさに繁殖期の真っ最中にいるはずは有りません。少し位置を変えてみると、アラー!別の木に三羽並んで止まっているではありませんか。前後の様子を照らし合わせるとこれはまさしく”ヤマセミ三兄弟”のようです。イヤーすごく可愛いです。かなり感動、いえ興奮でした。
こんな光景は雑誌でしか見られないものと思っていましたが、それがまさに自分の目の前で見られるなんて、ホントにラッキーだと思います。あと2-3枚可愛いのが有るので、また見てくださいね。/ユウ

みつめるヤマセミ

2006-05-19 | ヤマセミ
昨シーズンはヤマセミが通過するだけのポイントで、今年はどうも居座りそうなカップルを見つけました。
崖から出ている新緑の枝に留まって遠くをみつめている♂のヤマセミ。しばらくしてサーッと急降下、川の中の岩に留まりました。みつめる先に目をやると、そこには♀のヤマセミが。そして2羽が見上げた先の崖には巣穴がありました。その巣穴はすでに使いふるされたものです。聞くところによると必ずしも新しい巣穴を掘らず”中古”で営巣することもあるそうです。
この巣穴に決めるのか否か、とても気になるところです。今回はツーショットはありませんでした。♀が数メートル先の♂をみつめている光景がなんとも印象的でした。

チョウゲンボウとヒナ

2006-05-16 | 猛禽類
チョウゲンボウのヒナが見たいと思って、その日を待っていました。そろそろ良さそうだ・・・と出掛けていったのです。お天気も上々、長靴をはいて川を渡り双眼鏡を覗いてみると、おーいますいます。"可愛いよー。写真写真・・”と私が言ったとたん 主人”あ!カメラ忘れたーー”がーーん!!
ということでこの写真は翌日再挑戦したときのものです。
ヒナは四羽いました。親鳥は狩をしてはヒナにエサを分け与え、でもその間中鋭い目つきでこちらを警戒しているようでした。きっとフクロウ同様どんどん大きくなっていくのでしょう。この場所はこの巣穴以外にも同じようにチョウゲンボウが巣作りしています。ですからもう少しすると幼鳥があちらこちらで可愛い姿を見せてくれるでしょう。それもちょっと楽しみですね。/ユウ

ケリ

2006-05-14 | カ行の野鳥
初めてケリに出会いました。話を聞いて見に行こうと思って出かけたのですが、出合い頭のような初対面でした。
両側に広がる水田の真ん中を走る農道。といっても舗装がしてあって車の行き来も結構多い所です。車の窓を開けて走っていると「キィ、キィ、キィ、キィ」と、けたたましい音。わが愛車はボロ車なのでどこかイカレタ!と思ったくらいです。
車を停めて点検しようと見回したら、2羽のケリがけたたましい鳴き声をあげながら盛んに農道の上を行ったり来たり。
飛ぶ姿は鶴を小型にしたよう。水田の中や畦に佇む姿は清楚な趣さえ感じます。
いともたやすく出会えたので、何か物足りない感覚が残りましたが、帰り道、あちこちの水田を見回しても、らしい姿は見かけなかったのでやはりラッキーだったのでしょうね。

水場のオオルリ(雄)

2006-05-12 | ア行の野鳥
相変わらず我が家の裏の谷では、キビタキ・オオルリ・クロツグミの声が元気よく聞こえています。お客様がいらしていたので、可愛い鳥さんの姿を見せてあげたいと思い、出かけていきました。声が聞こえているのだからいるはずですが、はたして目の前に出てきてくれるか、心配でした。囲ってあるわけではないので・・。キビタキさんもオオルリさんもサービスよく、出てきてくれましたよ。丁度お天気も良くなり、五月晴れの青空をバックにその美しい色合いを惜しみなく見せてくれました。いつもなら木の天辺で囀っているオオルリさん、その喉を潤しに水場へ降りてきた所に遭遇し、私達を喜ばせてくれました。緑が大分多くなって見えにくくなって来ましたが、頑張って夏の鳥さん達沢山見たいですね。
フクロウさんの続報ですが、昨日行ったら姿がありませんでした。二日前に行ったときはまだ居たので、この2-3日の間に巣立ってしまったのでしょう。近くに居ないかと思い捜して見ましたが、見つかりませんでした。きっと来年はお母さんになって、またあの樹洞に戻ってきてくれるでしょう。それを楽しみにしています。/ユウ

新緑にカケス

2006-05-11 | カ行の野鳥
ここ2日間我が家の周りはほとんど1日中、霧に包まれています。
新緑の林の間をゆっくり霧が通りに抜けていきます。物音といえば鳥の声だけです。ブラブラしていると時を忘れます。
木の葉が開いてくると鳥見はしずらくなります。オオルリが美しい声で鳴いていますが、姿はなかなか見つかりません。霧がでているからなおさらです。
おせいじにも美声とはいえないカケスのギャアギャア声が近づいてきました。霧の切れ間にひょこり姿を現しました。
その声とは似ても似つきません。あでやかないでたちです。センスはどうか見るものそれぞれですが、新緑に映えることは確かですね。

コゲラ

2006-05-05 | カ行の野鳥
我が家から数百メートル出るとメインの通りは車、車で大渋滞をおこしています。でも裏手に広がる谷はいつも自然そのまま、静かに時が過ぎていく感があります。
その谷の際に座って心地よい春風に一服しているとさまざまな野鳥のさえずりが聞けます。オオルリ、キビタキ、クロツグミ、ウグイス、シジュウカラ、コガラetc.いい声なんだけど、乏しい知識では聞き分けできない鳥も多分多数でしょう。
うとうとして、仕事に戻ろうと思ったら、数羽のコゲラが地味な鳴き声をさせながら木の幹にいる虫の幼虫を盛んに啄ばんでいました。どうも♀ばかりのようです。♂は他のキツツキ同様、頭に赤色の印をつけているはずです。
それにしても我が家が一番ぜいたくな鳥見ができる環境のようです。

順調ですフクロウ2世

2006-05-04 | 猛禽類
やっぱり気になって様子を見にでかけてしまいました。いつものごとく家業をさぼって、鳥見です。森の中でこの世に生まれ、ひとり静かに人生じゃなくて”鳥世”を歩みだしたフクロウ。わが子のようにとまではいいませんが、気になる存在です。
相変わらず樹洞のスリットから辺りを覗ったり、眠そうな目で大あくびをしたり、うたた寝をしています。ほんの数日なのに赤ちゃんから大分子供の様相になったような気がします。毛並み、いや羽並み?も緻密になりはえそろった感じ。
2つあるスリットの幅の広い方からこちらを見てくれたので、初めてかわいい目玉を2つ見せてくれました。
いい顔をしているなあー。
あと10日ぐらいで巣立つのでしょうか。しばらくは樹洞の近くに居るとのことですが、早く無事に姿を消してほしいような、その時がさびしいような