野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

ヤマセミ飛翔3

2005-04-22 | ヤマセミ
飛ぶヤマセミの3枚目。目標の枝に止まる寸前だと思います。羽を打ち上げたところですが、羽の裏に褐色部分があるのが雌だと聞いています。全体に白黒の色使いだけかと思ったら目立たないところで派手な色を使っているのですね(ケン)

ヤマセミ飛翔2

2005-04-21 | ヤマセミ
水面ぎりぎりを平行に突っ走るように飛び、目指す枝の前で大きく羽ばたくように見えました。こちはヤミクモにシャッターをきるだけで、結果は画像を見てから---の神頼みです。2枚目は羽を打ち下ろす場面にしました。一連の動作、目視ではもちろんただ「飛んでいる」としか見えないのは当たり前。カメラの進歩と被写体だけに助けられての一枚。捨てる画像も多いんですよねえ。

ヤマセミ飛翔1

2005-04-20 | ヤマセミ
前回ペアで出会った時のヤマセミの飛翔のアラカルトを4枚連続で紹介します。本日は一枚目。彼らは水面すれすれを直線的に飛び、止まる木に急に飛び上がる---といったパターンを繰り返していました。遠めで手持ちなので、少し不満の残る写真ですが、細かい白黒模様の美しい被写体に助けられています。なかなか満足のいくものは撮れませんよね。
ヤマセミ・カワセミにぞっこんの連れが本来コメントの”担当”なのですが、私事で少々余裕がないため、がさつ気味の当方がピンチヒッターです(ケン)

ヤマセミ

2005-04-16 | ヤマセミ
久しぶりにヤマセミに会いにでかけました。あのペアで仲良く木の枝に止まったり絶壁に巣穴を掘っていた彼らです。刺激をしてはいけないと思い車の中と陰から対岸を隈なくなく捜してみましたが彼らの姿は見当たりません。「営巣を放棄しちゃったのかなー」一抹の不安がよぎりました。
暫くして連れ。「飛んできたわよ!」巣穴から約30メートル斜め下の小枝に一羽を見つけました。春風に吹かれのんびりとしているようにも見えますが、時折じぃーと斜め上を見つめているのです。その視線の先は絶壁の巣穴です。こちらの感情移入でそう感じるのかも知れませんが、巣穴の中にいる彼だか彼女だかを待っているようにも見えます。少なくとも何かの事情で営巣放棄、別れ離れになり一人(一羽か)寂しく---なんてことではありませんように。当方にはなぜか心配げ、寂しそうな眼にも見えるのです。抱卵している一羽を思っているのならいいなー(ケン)

ノスリ

2005-04-13 | 猛禽類
ついにノスリの正面顔を見ることができました。「ノスリの眼は精悍どころか、うるうるしていて”眼うるみダカ”って呼ばれている」という話はインプットされていました。眼うるみかどうか?想像以上にやさしい眼、顔をしているのには思わずスコープを覗きながら頬がゆるんでしまいました。
裏の谷の上空で恋人を探していたと思ったら、少し下流の広葉樹の上で営巣の真っ最中でした。比較的静かな環境の別荘地の中ですが巣の真下には別荘が数軒、しかもメーンの道路がすぐ脇をはしっています。こちらもその道路上で車の中から観察させてもらいました。これから卵を産んで抱卵、子育て---こんな危ない環境で大丈夫なのでしょうか?/ケン



私はこの横顔の方が凛々しくて好きです/ユウ



追 記/2005.04.13



「どうしているかしら」という女房の問いかけを待つまでもなく、今日も夕刻覗きに行ってしまいました。巣の下近くで作業している人がいるためか、ノスリの姿がありません。一抹の不安を感じながら待つこと2,30分。ピーィ、ピーィという鳴声と共にやって来ました。♂♀二羽連れ立って巣の中へ。♂♀の区別は分かりませんが、いかにも左が♀右が♂のように見えませんか?




キビタキ ♀

2005-04-11 | カ行の野鳥
私の住んでいる所は結構雪も降るし春が来るのが本当に遅いのです。でも四月も半ばになって雪もほとんど消え、春らしくなって来ました。我が家のエサ台に冬中来て楽しませてくれていた 小鳥さん達を見ていても確かに変わって来ました。全体数も一時期に比べたら少なくなり、アトリの姿は1・2羽、もう時間の問題でしょう。今は6・7羽居るシメもいずれは姿を見せなくなるはずです。先日登場させたオオルリと一緒にお預かりしている写真のキビタキも 一ヶ月位の間には放鳥する予定です。川や公園に行っても今迄より数も種類も少ないようで、寂しいですね。でも、ツバメももう姿を見せ始めたらしいし、昨日はノビタキを見ました。初めてです。写真は残念ながら撮れませんでしたがいずれ登場して くれるでしょう。冬鳥から夏鳥へ渡りの時期。無事にたどり着くのを祈るばかりです。お預かり中のオオルリ・キビタキもやっと仲間と出会えるはずです。ボランテイア講習の時に講師の方が「一羽二羽の野鳥を保護して助けたからといって それが鳥の生態系に影響が有るかというとまず有りません。でもそんなに小さな鳥でも同じ地球に住んでいる仲間 大切にする気持ちを持つ人達が増えてもらいたいものです。」とおっしゃっていました。私も鳥見を始めて益々そんな気持ちが強くなってきました。自然は本当に素晴らしいものです。/ユウ

カワガラス

2005-04-09 | カ行の野鳥
裏の谷川に鳥見に出かけると目の前をビィビィビィッと大声をあげながら横切っていくカワガラスに十中八九出会います。止まっている姿にはなかなかお目にかかれないのですが、この時は堰堤の流れの落ち口に暫く留まっていました。流れのそばで鳥達を定点で観察していると上流から下流、下流から上流へ水面すれすれに低く、複雑な流れの曲がりに沿って忠実に飛ぶ姿は見事です。この谷川ではありませんが、水面に出ている石から水中に飛び込み、暫し水中潜航しアレッと思う場所から飛び出して石の上に---という動作を何度も繰り返しているのを見たことがあります。この行動は水中の水生昆虫を食べているのだそうです。体の色は濃いこげ茶色で目立たない存在ですが、その行動パターンはとてもお茶目で、好きな鳥の一つです(ケン)

フクロウ?

2005-04-07 | 猛禽類
2,3週間前に裏の林にフクロウがやって来ました。女房が慌てて呼んだので窓ガラス越しに双眼鏡で確かめたのですが、木々の間に姿が見え隠れして90パーセントの確信に終わりました。その後も気にしているのですが一向に見かけません。夜になると裏の谷川の遠くの方ででフクロウかコノハズクかミミズクか、らしい鳴声が時々聞こえるのですが。そこでニセモノ君登場!オランダ産のフクロウでで知人からお土産でもらったペーパークラフトです。数日で完成、実物大で北・東ヨーロッパに生息するフクロウだそうです。ペーパークラフトは鳥見以前からやっていたのですが、ヨーロッパのものは印刷よいのと完成させた時に質感というか雰囲気があるので気に入っています。いつか本物を登場させたいですね(ケン)

真っ赤なベニマシコ♂

2005-04-05 | ハ行の野鳥
この辺ではピンク色のベニマシコしか見られないと思っていたら、名前の如く濃い紅に被われたベニマシコが目の前に現れました。色の濃いのは北海道に行かなきゃ見られないよ---と聞いていただけにビックリ、一瞬己の目をうたがいました。裏の谷川は狭いので暗めです。ひょこっと藪の中から出てきた時は、何か赤い玉が転げ出てきたように見えました。嬉しいことに数メートル手前のところまで近寄ってくれました。それにしても大丈夫なのかなー、こんな所で赤くなったりしていて(ケン)