野鳥風月

野鳥や自然に囲まれ、気ままにのんびり更新中です♪

水中から!カワセミ

2005-10-29 | カワセミ
女房の差し入れ弁当(といってもコンビニ製ですが)をパクパクやりながら約1週間、カワセミの棲む池に通いました。朝と夕方は仕事で家を離れられないので日中です。
このポイントはカワセミにとって餌場、休息所、もしかしたら寝床も兼ねているのかもしれません。木の中で移動しているのですが、なかなか飛び出してきてはくれません。2~3時間に1回捕食か見回り?といったペース。ですからシャッターチャンスは1回、多くて2回。その間の長いーこと、居眠りするわけにもいかないので。
留まる葦はキチンと決まっているので見定めるのは楽です。でもカワセミも然る者、周りからはちょっと目には見難い所、写真の構図的には障害物が入るようないちにで獲物を狙っています。
ピントをあらかじめ決める”置きピン”でひたすら待っての1枚です。アマイ、暗い、目障りなものが多い---満足のいくものではありませんが、以前からカワセミのこの一瞬が撮りたかった!
もっとグレードの高い1枚が撮れるよう、まだ粘りますよ(ケン)

ミサゴ

2005-10-28 | 猛禽類
主人は池に皆勤です。でも思うようないいものが撮れないと、やや落ち込んでいます。私は家の仕事・仕事の仕事、用事が沢山あってなかなか時間がとれず、お弁当を持って陣中見舞いに行く程度です。昨日も色々用事を済ませてお昼を持って行ったのですが、何しろ時間が有りません。木の中で休んでいるカワセミクンを葉の間から眺めただけで、もう帰らなくてはなりません。後ろ髪をひかれる思いで、主人の幸運を祈りつつ車へ戻りました。乗り込む前に何かいないかなー、と双眼鏡で見るとさっきお昼を食べながら主人と”あれ、ノスリかなー?”と言って見ていた鳥が飛んでいます。羽の裏が白くトビでは有りません。と思っているとだんだん近づいてきてアッと思った瞬間 急降下、川へダイブしたのです。獲物はゲット出来なかったようでしたが、迫力ある場面が見られて大満足。きっと私のことをこのまま帰ったのでは可哀そう、と思ってくれたのでしょうね。後で図鑑をしらべてみたら、ミサゴのようでした。ミサゴのダイブ思いがけず見てしまいました。ヤッター。/ユウ

またまたカワセミ

2005-10-24 | カワセミ
主人は三日連続の出撃です。どうしてもイメージ通りのホバリングを撮ってみたいのでしょう。今日もそのチャンスは有りませんでした。でもカワセミクンそのものは、結構何度も出てきているのですけれど・・。私は見るだけの人ですから満足なのですよ。羽の色も濃くて光に輝きとてもきれいでした。大して大きな池ではないのですが、私は二羽・主人は三羽確認しています。テリトリーはどうなっているのでしょうね。他の鳥やカモなどもたくさんいるし、釣りをしている人もいるので余り自分だけのテリトリーという意識が働かないのでしょうか。私たちにとっては何羽いたってちっとも構わないんですけどね。/ユウ

イマイチ!カワセミ空中遊泳

2005-10-22 | カワセミ
イマイチ!っていうのは僕の腕のこと。カワセミは素晴らしい空中遊泳そして静止をしてくれました。
3ヶ月ぶりの地元の探鳥会に出かけてきました。朝の仕事を家族に押し付けて肩身の狭い?思いを少しは感じて。
河川敷の人口池の浮島にカワセミ発見。皆一同に歓喜の声。小雨模様でもかえってカワセミは映えますねえ。レンズを向けていざキャッチしたいのですが、絞れないしシャッタースピードは遅いし、なにしろ遠い。
一応団体行動を乱すわけにもいかなし(いいわけかな?)で、スナップ写真の域をでませんでした。初めてカワセミのホバリングを撮ったんだと思います。
次回は腰を据えて納得のいくものを撮りたいなあ。でもこれまでに100点を取ったことはありませんので、念のため(ケン)

思い出のヤマセミ

2005-10-17 | ヤマセミ
久しぶりに初めてヤマセミを見た川へ行ってみました。ヤマセミクンまだいるかなー。一年位前に鳥を見るために出掛ける、ということを初めて体験したのですがそのときの場所 そして初めて見た鳥がヤマセミだったのです。今考えてみるとずいぶん最初からいいものをみてしまったなーと思います。でもその印象がやはりものすごく それからすっかり鳥さん好きになってしまったのです。私たちにとっては思い出の川なのです。そしてここで見るヤマセミクンは別格なのですよ。
いましたよ。よかったーー。雨模様の中 余り時間もない中行った甲斐がありました。2-3回ダイブをしたのですが、獲物はゲットできなかったようでした。その後川面に体をこするように何度か飛んで、あとは木の上で羽づくろいをしていました。雨の中・距離も遠い こんな条件の中のこんな写真もたまにはいいんじゃないの(主人談)ですって。でもねー。赤丸がついていてもヤマセミ見えますかー?/ユウ

裏庭?のトビ

2005-10-15 | 猛禽類
トビは猛禽類のなかでもポピュラーなので、特に海沿いの地域の方にはいまさら、でしょうね。こちら山沿い地方でも珍しくはありませんが、掃いて捨てるほど多くもありません。
そしてワンコとのお散歩カメラで飛びモノを撮る練習には恰好の被写体です。
谷と山の合間を優雅に飛ぶ姿も捨てたものじゃありません。「オレも飛びたいなあー」というあこがれを抱かせます。
この場所にはノスリも時々現れるので、期待はしているのですがなかなかよいタイミングに恵まれません。トビより人間慣れしてないのですね。それが魅力なんですが(ケン)

ノビタキ 雄(冬羽)

2005-10-12 | ナ行の野鳥
久しぶりにいつもの公園をぐるりと 散歩して来ました。いつもいつもカワセミ・ヤマセミと騒いで居てばかりでも・・と思ったのです。少し前に比べると気のせいか鳥の声が多くなったような気がしました。アオサギ・ダイサギ・ヒヨドリ・モズ・コゲラなど姿を見せてくれました。帰り際川のほうを歩いていると川原にちょっと変わった鳥を発見。ノビタキの雄が冬羽に変わっているようでした。夏羽と随分印象が違って胸の薄い橙色がとても綺麗でした。もうそろそろ南へ渡って行くのでしょうか。あんなに小さな鳥が数100キロも飛んで行くなんて・・すごいですね。/ユウ

ヤマセミ正面顔

2005-10-11 | ヤマセミ
連休では稼がなくてはならなかったし、天気もぐずつき気味で鳥見は待機中。前回のクローズアップヤマセミのファイルを見返ししていて、ヤマセミの正面顔の写真にあまりお目にかからないような気がしました。
デカイ目玉、デカイ口、烏帽子のような冠、総じて扁平な頭----ガキの頃”烏天狗”とやらが登場したチャンバラを思い出しました。となるとヤマセミ天狗か?
生き物って、それぞれ個性があっていまさらだけど不思議だなあ。
夕闇の中、ヤマセミが水面ぎりぎりに飛び回り、時折ふざけるように体を水面にたたたきつけるあの行動---これもガキの頃寝る前にはしゃいでいて「寝小便たれるぞ!」と親に怒られたことも。このショットも撮りたいなあ(ケン)

ヤマセミ兄弟ケンカ?

2005-10-07 | ヤマセミ
周りは水面、半畳ほどの洲の先端で出会ったヤマセミ2羽の面白い光景です。
最初は2羽(写真の右のとは別の組み合わせ)が木の枝に静かに留まっていました。そして1羽(写真左)が加わって計3羽。写真の2羽がお互いにだんだん近づいてきて、ついにはケンカになりました。当初はラブロマンスの始まりかな?と思ったのですが、季節が違うし体色からどうも幼鳥のオス2羽?と判断。
互いに嘴を開けて威嚇しあっているよう。絡み合っての取っ組み合い(写真は撮りましたがいまいちなので)。勝敗は1羽がその場を離れて終わりました。
この辺のやり取り---真実のところをお解かりの方がありましたら教えていただきたいものです。
翌日ポイントを変えて(前回の写真)の観察。昼寝をしているのかと思えるほど長時間同じ枝に留まっているヤマセミ。辺りはもう薄暗くなり、こちらは川を渡って帰らなければならず足元が心配になりました。やっとヤマセミは滑空、今度は水面ギリギリに旋回、時折タッチアンドゴーのように体を水面に擦り付けるような動作を繰り返して、再び枝へ。
もう足元も怪しい時間。ここでひっくり返ったら、撮影機材はオジャン!とビクビク&オヨビゴシでどうにかこうにか車にたどり着けました(ケン)

お久しぶりヤマセミ!

2005-10-06 | ヤマセミ
女房と二人三脚で鳥見をしているわけですが、なにかと諸雑用に追われている女房は置き去りになることが多いのです。
今回も蕎麦屋のオヤジに聞いたヤマセミがいるらしい---ポイントを聞いた以上、もう我慢ができません。もう翌日「抜け駆けになるなあ-」とか何とかいいながら、足は目指すポイントへ。
川は大きく蛇行していてどこに焦点を定めていいかわからないほど広い。居そうな所をいくつかあたっていると、居ました!はるか数百メートル先の崖の上から2羽がダイビング。
はやる心を抑えてカメラの置き位置を考えると川の真ん中しかない。釣りのバカ長(股下まである長靴-車の中にいつも常備してあるのです。釣り時代の遺物)をはいて予定のポイントへ。うまい具合に数十センチ幅の洲ができている。半畳ほどのわずかな”陸地”にテントを張ってまもなく。
出てきましたヤマセミくん!
崖から張り出した木の枝に数メートル離れて2羽。
それにしてもまだ遠いなあ。と思っていたら1羽がこちらめがけて滑空。ケケケ---特有の鳴き声がみるみる近づいて、通り過ぎるのかと思ったら!?
テントの上、カメラのレンズの覗き窓の上の生地に留まったのです!姿は見えませんが目と鼻の距離ですぞ。1分、2分どのくらい時間がたったか、こちらはじーっと息をこらえて待ちました。ヤマセミくんは再び元の枝へ。この奇妙な行動を2回繰り返しました。
帰り道の車から思わず抜け駆けしてきた女房に興奮の電話をしてしまいましたよ。
それにしてもヤマセミくんはこちらをいかに認知したのかなあ。
この話、二日間にわたってで後日談もあります。写真のほうは後のドアップでまずはいきます。でも驚いたあー(ケン)