演じることはだますこと？

 

私の愛するdivaが、自身のブログで、
「つい、駆け引きしてしまうこと」について、書いていたんだ











自分の本当の気持ちを曖昧にしたり、抑えたりして、
相手や状況を操作しようとすること・・・について


そのことは、みんなの共感を呼んで、
それぞれが、自分の駆け引きについて語っていた












でもね、私は、
それを読んで、

まったく、分からなかったんだ。

「駆け引き」ってどういうものを指すのか・・












「私は、駆け引きなんて、しないもん！」って言うのではなく、
「駆け引き」そのものの概念が、
私の中になくて、

みんなが何のことを話しているのか、よく分からなかったんだ













このことはね、私が、

「駆け引きとまったく無縁に生きている」か、
「いつでも駆け引きをし続けて生きている」か、どちらかだと思う。

みんなが「駆け引き」と呼んでいることを、
私は、別のこととして理解しているのかも知れない。

とにかく、
私の顕在意識には、「駆け引き」という軸がないんだ












同じことの裏返しで、

私は人生を、とびきり真剣なゲームだと思っていて、
「人生はゲームじゃない！」っていう言葉を聞くと、

ゲームであることと、ゲームではないことは、どう違うの？って思う。

楽しみでやるかどうかってこと？
勝ち負けにこだわるかどうかってこと？

じゃあ、命がけで楽しめば・・
結果ではなくて、全力でプロセスを大切にすれば・・

そういう懸命なゲームってあるじゃない












私の疑問はまだ続くんだ。

ひとりひとりが、自分という人間を演じているんだよ。
演じることと、演じないことは、どう違うの？

 

意識しているか、していないかってこと？
観られることを前提としているかしていないかってこと？

 

観られていなくても、演じることが成立するなら、どうなるの？

すべてに意識的であることが、
魂が成長することを助けるのではないの？

 

 

 

 

 

 

だからさ、
私にとって、駆け引きとか、ゲームとか、演技とかって、

全然、悪いことだと思わない。

尊いことかどうかは分からないけど、
避けなければならないことだとは、思えない。


だって、
そんなに多くの人々をひきつけるほど、魅力的なことが、
無価値なこととは、思えないじゃん












そこに何か、つらさがあるなら、
ちょっとした裏返しなだけで、愛の種を含んでいると思うんだ


だから、たくさん、駆け引きして、ゲームして、演技すればいいんじゃないかな。


気の済むまでエンジョイして、
もし、つまんなくなったなら、そこを卒業してもいい

ずっと、やり続けて、板について、他と区別つかなくなってもいい

ついやってしまうことって意味があるから、
してはいけないって思う必要なんかない


どんな自分も無条件に愛するってことは、
駆け引きしちゃってる自分にも心からのＯＫを出してあげることだと思う













いついかなる場合でも本当の自分を
明白に表現しなくちゃいけない、なんてことはないんだよ。

強制されると、本当の自分は隠れたくなっちゃう、
ただでさえ、シャイなんだし、

だいたい、人間、何が本当の自分かなんて分からないものさ

Ｍｙ　divaは、
「駆け引き」について充分語り合って、
「一晩寝たら、駆け引きって何だっけ？って感じになった」って言ってた













以上、
中学高校と演劇部で、
大学でもパフォーマンス集団に属してて、
社会人劇団にもいたことのある、里誉の、勝手なつぶやきでした













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