泣ける映画だと聞いて、
「よ~し、思いっきり泣くぞぉ!」って意気込んで行ったのに、
期待したほどでもなかった、って経験、ないかしら?
「あれ・・・、号泣する準備はできていた(!)のになあ・・」って思って、ちょっとがっかりしたりして・・
思えば、感情など、そういうものかも知れないよね
「今日は、泣くぞ!」とか、「さて、私はこれから怒ります。」なんて計画が立てられるほど、
スケジュール管理できないのが、私たちの気持ちの流れ
ふいに降って湧いたように訪れて、
じんわりと広がったり、ロデオ馬のように暴れ回ったり、祝福のライスシャワーのように降り注いだり、
まるで、それ自体が、命を持っているようだから、
こうなれああなれと、強制することができないんだ
「~しようとする」とできない
これって、結構何にでも言えるかもと思うのは、
読もうとすると、書いている内容が頭に入ってこない
アイデアを出そうとすると、なかなか出てこない
誰かと仲良くしようとすると、自然に振る舞えない
そんなことって、あると思う
不要なワンクッションが置かれて、着地点がずれるんだ
だから、
何かをしようとする、そのブリリアントな左脳な働きは、別の機会に取っておいて、
ただ、真実の存在でいるってだけ決めて、
他に何も意図しないことが、
結果として、人生の醍醐味を味わうことにもつながるんだと思う
あ、もちろん、
計画は立てるけど、結果にこだわらないってスタンスなら、それもまた一興・・
ほんとうに、ありがとう