今が盛りのアヤメ科の花を4種挙げてみました、アヤメ科独特の濃緑色で線形の葉が、清々しさを醸しだします。
此の時季の「アヤメ」(Iris sanguinea)、「カキツバタ」(杜若)Iris laevigata、「ジャーマンアイリス」(Lris germanica)
「イチハツ」(鳶尾) Iris tectorum、「シャガ」(著我) Iris japonica 、「イキシア」(Iris spp.)等とは一味違った佇まいです。
最初は、「スパラキシス」(Sparaxis) の エキソチックで派手な色合いを御愉しみください。
花茎を伸ばした茎上に、5~6個の穂状の花を次々と咲かせます。
葉もユリ科特有の披針形、線形で、花を引き立てるのに役立てます。
花弁の色、花冠の色、中心の色、混在する色に依って数種類有るようですが
色合いが比較的単純な「スパラキシス・フルビフェラ」(Sparaxis bulbifera)を初め
多彩な色が混在する「スパラキシス・トリカラー」(S.tricolow)、「スパラキシス・グランディフロラ」(S.granndiflora)
「トリカラー」の園芸種「スパラキシス・トリカーラミックス」等々、原産地のアフリカのイメージが強い種類が有ります。
アヤメ科、スパラキシス属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、英名 Harlequin flower、 英名は、“斑な色彩の花” かな
清楚な感じの「スパラキシス・ブルビフェラ」(S.bulbifera)
多彩な色合いの「スパラキシス・トリカラー」、「スパラキシ・トリカラーミックス」、「スパラキシス・グランディフロラ」等
「ホメリア」(Homeria spp.)もアヤメ科の花、アフリカ原産らしい様相を呈します。
背丈30cm位の花茎の先端が分枝、「ヒオウギ」(緋扇)に似た六弁の花を咲かせます。
次から次と花を咲かせるので、長期間愉しむ事ができます。
清楚な感じの花から、極彩色の黄、赤、緑色が色分けする “アフリカ モード” 一杯の「ホメリア ´エレガンス`」等の品種も見られます。
アヤメ科、ホメリア属、半耐寒性球根植物、南アフリカ原産、学名 Homeria spp. 、英名 Cape Tulip
最後に「ハルザキグラジオラス」(春咲きグラジオラス)です。
「グラジオラス」の花は、暑い夏を思い浮かばせますが、「ハルザキグラジオラス」は、此の時季に咲きます。
原始系の「グラジオラス」で、花が多少小さく、色も淡く、野生的で清楚な感じがします。
“春のグラジオラス” です、甘い香りがします。
アヤ科、グラジオラス属、半耐寒性多年草(球根植物)、南アフリカ原産、園芸種、学名 Gladiolus cvs.
別名 「ハヤザキグラジオラス」(早咲きグラジイオラス)
今日は、ライムグリーンの花弁に黄緑色の斑筋が入る「グラジオラス・トリスティス´コンコロール`」
(Gladiolus var.concolor)を載せてみました。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。
<下図をクリックして御覧下さい>