今日のキク科の花には、「フェリシア」と「ブルーデージー」の2種です、色彩鮮やかな花達です。
両者は、仲間ですので、似た様な花ですが、花色、花心の色に違いが、視られます。
<「フェリシア」>
花は、一重で、花径 2~3cm、多彩なパステルカラーの花を多数咲かせます。
「ブルーデージー」との違いの1つが、「ブルーデージー」が、多年草に対して、「フェリシア」は、一年草です。
亦、「ブルーデージー」の花芯の色は、黄色ですが、此の「フェリシア」の花芯野色は
花弁の色と同色系の色に染まります、花色が、青、ピンク、白、濃紫等と多彩ですので
花芯の色も同じ様な色で染まるのも興味深いものです。
キク科、ルリヒナギク / フェリシア属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Felicia heterophylla
英名 Heavenly Blue Daisy、別名「スプリングメルヘン」と ロマンチックで、春の花らしい命名です。
次は、「ブルーデージー」です、「瑠璃雛菊」の名前でも知られています。
春と秋に2度愉しめる瑠璃色の「菊」の花です。
<「ブルーデージー」>
“春、青、青紫” の最初は、「ブルーデージー」(瑠璃雛菊)、の花の色です、「フェリシア」の名前でも流通していて、困惑しますが
「ブルーデージー」は、多年草、「フェシア」は、一年草の区別が有り、「ブルーデージー」は、花芯が、黄色で
「フェシア」は、花弁と同じ青紫色をしています。
コバルトブルーの舌状花と、中心(管状花)の黄色が、印象的な花です。
花弁が、細長い品種 Felicia amoena の他に、花弁が太い品種 Felicia amelloides も有ります。
同属には、上に載せた “スプリング メルヘン” の愛称の 「フェリシア・ヘテロフェラ」 Felicia heterophylla が
花の色が一層濃いブルーで、中心も青紫色をしています、一般に、「フェリシア」は、此の花を指すとのこと
「ブルーデージー」は、主に花弁の幅が広いアメロイデス 系ですが、花弁が、小さく細いアモエナ 系の花も見応え十分です。
キク科、フェリシア(ルリヒナギク)属、半耐寒性多年草、南アフリカ原産、学名 Felicia amelloides
英名 Blue daisy、別名 「ルリヒナギク」(瑠璃雛菊)
下図は、「フェリシア アモエナ」 F.amoena です、細長い花弁が特徴です。
他の画像は映像にしましたので御覧下さい。