goo blog サービス終了のお知らせ 

花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏に咲く樹木花 № 7「エニシダ」の花

2025-05-30 | 植物 花

今日も樹木花です、「エニシダ」の花にしました、マメ科の花は 宛ら "蝶の羽根” です。

 

<「エニシダ(金雀枝)」Cytisus Hybrids > 

一般に「エニシダ」と称するのは、常緑低木の品種の   Cytisus scoparius  を指す由

マメ科の特徴の蝶型の花を咲かせます、花色は、黄色が基本ですが、ピンク、白、赤い斑入り等が有ります。

樹木の姿は、箒型で、葉は、三出複葉で互生します。 

「エニシダ」の名前の由来は、ラテン語   genista(ゲニスタ)、スペイン語の  hinista(イニエスタ)が

日本に入って「エニスタ」→「エニシダ」になった由、”金雀枝”は、黄色い花を 色の雀に喩えて

枝に群がった様子を著わしたのでしょうか、尚、英名の   Broom   は、箒です。

”箒” の名前は、細かく分枝した枝振りが<ホウキ>に似てい るからとのこと

ヨーロッパ原産で、中国経由で、日本に入ってきたとのこと。

マメ科、エニシダ属、落葉、半常緑低木、学名   Cytisus scoparius 、英名    broom、Scotch broom


「ホオベニエニシダ」(頬紅金雀枝)Cytisus scoparius form.andreanus も面白い色合いです。

翼弁に赤色の斑が入る姿が、頬紅を指した様なので、此の名前が、付いた由

別名「ニシキエニシダ」(錦金雀枝)、落葉低木


名前の由来の  ”頬紅を差した”  姿でしょうか

園芸種の「ベニバナエニシダ」(紅花金雀枝)も紅紫色の翼弁の花を咲かせています。

学名  Cytisus purpreus 、英名  Purple bloom



他に、草丈が低く花も少ない「ヒメエニシダ」(姫金雀枝)Cytisus × spachianus

白い花で箒状の枝が見事な落葉低木の「シロバナエニシダ」(白花金雀枝)Cytisus multiflorus が、有ります。

次も園芸種の白い花弁に、翼弁が、黄色の花もCytisus scoparius 'Moon light' )

<他に下図の様な色合いの違う種類も視られます>

<各画像は、クリックで拡大します、大きくして御覧下さい>


この記事についてブログを書く
« 初夏に咲く樹木花 № 6 「ミ... | トップ | 初夏に咲く樹木花 № 8 「... »