クワ科、イチジク属の「イヌビワ」(犬枇杷)の黄葉は,緑色の葉から黄色に移行する途中で綺麗な斑入りの葉になります。
”犬枇杷” の名前ですが、”無花果” なのです、食べて不味いので "犬” の名前とか ・ ・ ・ 。
今日も過去の記事からの抜粋です、寒さに強い冬に咲く花達です。
此の時季の花、「セルリア<ジョーイ セルリア>」の新しい園芸品種が、次々と出ていますが、「セルリア・フロリダ」を中心にして
総苞(花弁と見紛う)の色の濃い薄い等で、種々名前が付いた品種が視られます。
開花時期が、初夏で、濃い色の「ジョーイ セルリア ’カルメン’」等が ・ ・
花弁を囲む総苞の中心に花弁が在り、葉は、羽状複葉、小葉が針形です、先端に、柔らかい綿毛で覆った蕾ができます。
ライムグリーンの総苞が、淡いピンク色になり、優しく、清楚な感じを与えます。
イギリスの故ダイアナ妃がブライダルブーケにしたとか、英名の Blushing bride が、此の花の姿を著わしているようです。
”頬を染める花嫁”、”・・・” がピッタリですか
ヤマモガシ科、レルリア属、常緑低木、南アフリカ原産、学名 Serruria florida 、英名 Blushing brid
同じヤマモガシ科なので、開花時期が、初夏の頃の花ですが、以前の記事から再度載せてみました。
「リューコスペルマム」、「グレビレア」、「バンクシア」、「プロデア」です。
初めに、「ピンクッションフラワー」(リューコスペルマ Leucospermum spp.)の赤い花です、将に、<ピンクッション>です。
球形の頭状花序で、筒状の花被が長く立ち上がります、黄、赤色の総苞片が周りを囲み、長い雄蕊が飛び出ています。
葉の形が一定せず、種々の形がユニークです、異国情緒タップリの姿です、情熱的です。
ヤマモガシ科、リュウコスペルマム属、半耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Leucospermum spp.
英名 Pincushion flower (針刺花)、尚、「リューコスペルマム」は、ギリシャ語で<白い種子>の意味とか
下図は、Leucospermum cordifolium 「リューコスペルマム・コルディフォリウム」
「グレビレア」(Grevillea spp.)もヤマモガシ科の花です。
「グレビレア・アルピナ」と「グレビレア・ロビンゴードン」の二種を挙げてみました。
品種に依って、円錐花序や総状花序をだします、花弁が無く、花弁の様な総苞片から長い花柱を立ち上げるのは
他のグレビア属の植物と同じです、園芸種も多くて、総苞片の色も白、ピンク、赤、黄、橙と多彩ですが
葉の形も、線形、針形、羽状と多彩です。
ヤマモガシ科、ハゴロモノキ属、常緑低木、学名 Grevillea spp. オーストラリア原産
下図は、「グレビレア・アルピナ」(Grevillea alpina) 英名 Mountain grevillea
松葉の様な針形の葉です。
下図は、交配種の「グレビレア・ロビンゴードン」(Grevillea Robyn Gordon)です、Robyn Gordon は、人名とか
葉が、平たくて裂けていますが、花の様子は、似ています、別名「ハゴロモノマツ」(羽衣松)
園芸種の「グレビレア・ピグミーダンサー」( G.’Pigmy Dancer`)なども
同じヤマモガシ科で、「グレビレア」に似ている「バンクシア」(Banksia) の一品種
「バンクシア・エリキフォリア」(B.ericifolia)です、属は、「グレビレア」とは違ったバンクシア属です。
ヤマモガシ科の最後は、「プロテア」(Protea spp.)です、総苞変に囲まれた多数の小さな花が
頭状花序を作るのは、上に載せた花々と同じです。
南アフリカ近辺には、100種以上の種類が有るとのことです、今日は、代表的な「キング プロテア」(「プロテア・キナロイデス」)
King protea、学名 Protea cynaroides を挙げてみます、直径 30cm 程の大きな花です。
南アフリカの国花になっている由、アフリカをイメージさせる濃厚な花の色です。
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