日本の「ガクアジサイ」(額紫陽花)hydrangea macrophylla f.normalis をヨーロッパで品種改良した
「アジサイ/ハイドランジア」(西洋紫陽花)Hydrangea macrophlla は、周りの額になる装飾花(萼)も
中心の両性花も華麗で鮮やかです、梅雨の季節を彩ります。
最初の ”樹木花” は、「フェイジョア」の花です。
赤い針を突き立てた様なユニークな姿です、針状のものは、雄蘂が突出た姿で、先端の黄色い葯が、目立ちます。
肉厚の花弁の内側は、赤褐色、外側が、白色のコントラストが綺麗です。
花径は、5cm位、葉の裏側は、銀色で、表面が、緑色です。
花は、料理のツマにしたりして、食用になります、秋には、甘い実がなり、果物として食べられます。
フトモモ科、フェイジョア属、半耐寒性常緑低木、南アメリカ原産、学名 Feijoa sellowiana
英名 Feijoa、Pineapple guava、別名「アナナスガヤバ」、「パイナップル グァバ」
下図が果実です。
次は、「ブッドレヤ」です。
小さな花を穂状に咲かせ、芳香が有ります、其の所為か、蝶が群がる姿が多く視られます。
英名では、「バタフライ ブッシュ」Butterfly Bush の名前が付いて」いました。
日本には、「フジウツギ」(藤空木)Buddleja japonica が有りますが、花数も少なく、清楚な感じがします。
長さ1cm位の筒状で、先端が4裂した花を咲かせます、花色は、藤色を主に、白や紫色も有ります。
多い品種が有るようですが、B.davidii と其の改良種が一番多く栽培されているようです。
フジウツギ科、フジウツギ属、中国原産、耐寒性落葉低木、学名 Buddleja davidii
別名「フサフジウツギ」(房藤空木)
白花も
下図は、「フジウツギ」の花です。
最後に前回スキップした「ボタンクサギ」(牡丹臭木)を挙げます。
集散花序を出して、紅紫色の小さな花が集まって咲くので、ボール状になります。
「紫陽花」と見紛う姿です、花冠は、5裂して、雄蘂4本、雌蘂1本が突出ます。
大きな丸い葉も見応え充分です、名前の由来は、「牡丹」の様な花で
葉を揉むと「クサギ」独特の臭気が有るからとか、しかし、花自体は、いい香りです。
仲間には、「ゲンペイカズラ」や「ウガンデンセ」等が有ります。
クマツヅラ科、クサギ属、落葉低木、中国原産、学名 Clerodendrum bungei
英名 Glory flower 、別名「ヒマラヤクサギ」、「ベニバナクサギ」
下図は、日本の「クサギ」(臭木)の花です、花着きも疎らですが、似ています。
各画像は、クリックで拡大表示します。
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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。
№12
葉が一層大きくなってきました。