花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

今、キク科の花

2017-07-08 | 植物 花

今が盛りのキク科の花7種挙げてみました、「カルドン」、「アーティチョーク」、「エキノプス」、「ドイツアザミ」

秋の「菊」に先駆けて、今が開花期の花達です。

「カルドン」

青紫色の「アザミ」に似た花を咲かせます、萼に鋭い棘が有ります。

野菜として、古代ギリシャ、古代ローマ時代から栽培していたとか、今でも、イタリア、スペインでは

種々の料理の材料としている由、「アーティチョーク」の野生種とのことですので頷けます。

「アーティチョーク」の様に、蕾や茎を食べるのは、同じだとか

一見、刺々しいので、「アーティチョーク」の様に食べられるのかと思うのですが

認識不足でした、料理法が多数載っていました。

キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara cardunculus 、英名Cardoon




葉も刺々しい姿です。

「アーティチョーク」

上に載せた「カルドン」に似た花を咲かせますが、重り合った萼には棘が無く、先端が、滑らかです。

野生の「カルドン」の改良種とのこと、蕾、茎を食用にすることで知られています。

特に、ヨーロッパでは、食材として多く利用されているようです。

キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara scolymus

英名 Artichoke、Globe artichoke、別名「チョウセンアザミ」(朝鮮薊)

 

 

下図は、 料理に使う蕾

葉も「カルドン」の葉に比べて滑らかな感じがします。

 

「エキノプス」

茎の先端に、筒状の小花を多数集めて、手毬の様な球状の花になります。

多くの種類が有る中で、リトロ種の「エキノプス・リトロ」、別名「ルリタマアザミ」(瑠璃玉薊)が

多く栽培されています、葉が、「薊」に似て、棘が有り、花色が、瑠璃色なので此の名前が付いた由

近縁種には、九州に自生する「ヒゴタイ」(肥後体)Echinops setifer が有ります。

「エキノプス」とは、ギリシャ語で<ハリネズミ>の意味とか

キク科、ヒゴタイ(エキノプス)属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、西アジア原産

学名 Echinops ritro、英名 Small Globe ThistleBlue Ball、別名「ルリタマアザミ」(瑠璃玉薊)

 

廃屋と「瑠璃玉薊」

 最後に、色鮮やかな「ドイツアザミ」です、日本の「ノアザミ」の園芸種とのことで、日本で作出されたようです。

鋭い棘が、象徴する「ノアザミ」(野薊)の面影が有りますが、花色は、一段と濃い色になっています。

キク科、アザミ属、常緑多年草、学名 Cirsium japonicum cv.、英名Japanese Thistle

別名「ハナアザミ」(花薊)

 
亀吉

各画像は、クリックで拡大表示します。

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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。

№12

葉が一層大きくなってきました。


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