花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬至の頃

2015-12-19 | 植物 花

冬至、「オニユズ」(鬼柚子)別名 「シシユズ」(獅子柚子)で、柚子風呂を ・ ・ ・ 

「柚子」より大分大きく、一個1kg位の重さで、数個で浮き袋になり、湯船で子供たちが遊びます。

ミカン科、ミカン属、中国原産、学名 Citrus pseudogulgul 、ジャム、マーマレードに加工します。


「ホーリー」(Ilex)の緑色の葉と赤い実が ・ ・ ・ 

<「ホーリー」>(*)

最初は、「ヒイラギモチ」(柊黐)です、別名 「チャイニーズホーリー」(Chinese holly)、葉の形が台形で、先端に棘が付きます。

もっとも、葉が付く位置に依って、長楕円形で、縁が全縁の葉も有ります。

次に載せる「セイヨウヒイラギ」と共に、「クリスマス・ホーリー」の名前も付いています。

モチノキ科、モチノキ属、耐寒性常緑低木、中国原産、学名 Ilex cornuta 


 

次の「セイヨウヒイラギ」(西洋柊)も、「ヒイラギモチ」同様、「クリスマス・ホーリー」の名前が付いています。

ヨーロッパ、西アジア原産なので、此方が、「クリスマス・ホーリー」の名前が、最初に付いた由

「ヒイラギモチ」とは、葉の形が違っていて、楕円形の葉の先に棘が多く着いています。

学名 Ilex aquifolium 、英名 English holly、European holly

(*) 尚、「ホッリー」(Holly)とは、モチノキ属の総称

 

植物園の温室等では、年中視ることができる「マネッチア」も露地(室内)では、今頃に視ることができます。

ランプを灯した様な黄色とオレンジ色のツートンカラーが暖かそうです。

筒状花で、花冠が裂けて反り返り、花筒には、細かい毛が目立ちますので、画像では、惚けたように視えます。

アカネ科、マネッチア属、蔓性多年草、熱帯アメリカ原産、学名 Manettia luteorubra=M.inflata 

英名 Brazillian firecracker、Firecracker vine 、別名 「アラゲカエンソウ」(粗毛火焔草)、「カエンソウ」(火焔草)

 

「ヒマラヤスギ」の球果、<松ボックリ>も樽型に熟しています、リースの材料<シダーローズ>の名前で店頭に並びます。

青緑色の葉が、独特の色合いで、茶色の球果を引き立てます。

<スギ(杉)>の名前が付いてますが、「マツ(松)」の仲間とのことです。

最初、英名の Himalayan Cedar を「ヒマラヤ杉」と誤って訳したのが原因とか

「レバノンスギ」(レバノン杉) Cedrus liban も「杉」の名前ですが、マツ科で「松」の仲間になります。

葉の形は、マツ科、カラマツ属の「カラマツ」(唐松)の葉に似ています。

ヒンドゥー教では、“聖なる樹” として崇拝しているちのこと、パキスタンの<国の木>とされている由

マツ科、ヒマラヤスギ属、常緑針葉樹、ヒマラヤ地方、アフガニスタン原産、英名 Cedrus deodara

英名 Deodar Cedar Himalayan Cedar


雄花(左図)と 雌花、ユニークな形をしています。

樽型の実は、やがて松ボックリのシダーローズになります、リースの材料です。


最後は、「ドイツトウヒ」(ドイツ唐檜)の実(松ボックリ)です。

<ドイツの黒い森/シュヴァルツヴァルト/Schwarzwald>を構成する主役の樹木です。

円柱形の球果(約15cm)が下向きに下がります。

マツ科、トウヒ属、常緑針葉樹、ヨーロッパ、シベリア原産、学名 Picea abies

英名 Norway Spruce、別名 「オウシュウトウヒ」(欧州唐檜)、「ヨーロッパトウヒ」、「ドイツマツ」


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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原は、すっかり雪化粧をしています、寒い寒い冬の到来です。

<下図をクリックして御覧下さい>


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