花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

今の赤色

2015-12-28 | 植物 花

謹賀新年 今年も宜しくお願いいたします。

色彩が少ない此の時季に、露地で目にする赤色の実を載せてみました。

「クコ」と「ヒヨドリジョウゴ」の輝く実です。


<「クコ」(枸杞)>

楕円形の照り輝く赤い実です、酒や焼酎に漬けてクコ酒にしたり、葉は、生薬の原料となるそうです。

滋養強壮、老化防止に効くそうです、赤く熟した実は、生食でき、甘い味がします。

夏に、先端が五裂して平開した小さい薄紫色の花を咲かせます。

「クコ」の名前は、漢名の「枸杞」を音よみしたとのことです。

ナス科、クコ属、半落葉低木、中国原産、学名 Lycium chinense

「クコ」の花

「ヒヨドリジョウゴ」(鵯上戸)>

寒さが増すとともに、赤色が一層鮮やかになり、樹木等に絡み付き、灰色の冬枯の山野に映えます。

花は、10月の頃、集散花序を付け、花冠が五裂した白い花を咲かせます。

花弁が、大きく外側に反り返る特徴が有ります。

葉は、「アサガオ」の葉と似て、深く三裂した葉や、全縁の葉を着けます、茎や葉には、毛が密生します。

名前の「ヒヨドリジョウゴ」(鵯上戸)の由来は、「ヒヨドリ」が好んで食べるからとか、(有毒なので食べることは無いとも)

大勢の酒好き(上戸)が、酒を飲んで赤い顔をした姿が、似てるからとか、両方を採って「鵯上戸」になったのかも

果実は、有毒なそうですが、葉には、解熱、利尿、神経痛に効く薬効もあるとのこと、“毒にも薬にもなる” わけです。

日本、台湾、朝鮮半島等に広く分布してるようです。

同じナス科の「ワルナスビ」や「イヌホウズキ」の仲間です。

ナス科、ナス属、蔓性多年草、 学名 Solanum lyratum


<花>

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原は、すっかり雪化粧をしています、寒い寒い冬の到来です。

<下図をクリックして御覧下さい>


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