花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏、ピンク色

2015-05-18 | 植物 花

花壇(6)

初夏に咲くピンク色の花を三種載せました、「フロックス」、「カルミア」、「バンドレア」の花々です、煌くピンク色です。


最初は、「フロックス」(Phlox)です、「フロックス」は、一般に、「フロックス・パニキュラータ」(Phlox paniculata) 耐寒性多年草

別名「オイランソウ」(花魁草)、「クサキョウチクトウ」(草夾竹桃)や

耐寒性一年草の「フロックス・ドラモンディー」(P.drummondii)別名 「キキョウナデシコ」(桔梗撫子)等を指すようですが

今回、チョット雰囲気が違う 「フロックス・ピロサ」(Phlox pilosa)を挙げてみます。

他に、這性多年草の「フロックス・デバリカタ」(P.divaricata)、多年草の 「フロックス・マキュラータ」(p.maculata)

別名「シュッコンフロックス」(宿根フロックス)等が有ります。

今、同じハナシノブ科の這性多年草 「シバザクラ」(芝桜) P.subulata も咲いています。

「フロックス・ピロサ」は、筒状花で、花冠が五裂、葉は、披針形で互生します、甘い香りがします。

ハナシノブ科、クサキョウチクトウ属、北アメリカ原産、英名 Dowwny phlox 、別名「コンペキソウ」(紺碧草)

<紺碧草>の名前は、ピンク色以外に藤色の花も有るからでしょうか、他の「フロックス」とは、一味違った花の姿です。


「シバザクラ」もハナシノブ科の花です、大きさが違いますが、似ています。


次の「カルミア」(Kalmia)も淡いピンク色の花を咲かせます、集散花序に花冠の先端が浅く5裂した花を咲かせます。

花冠が浅いので、御椀の様な形になり、花冠の内側には、赤い斑点と折線グラフの様な筋が入ります。

蕾の形もユニークで金平糖の様な形です。

雄蕊10本、雌蕊1本が、花冠から突出ています、葉は、肉厚で光沢が有る濃い緑色

東京都がアメリカに桜を贈った返礼に、贈られた由、別名に「アメリカ シャクナゲ」の名前が付いています。

「ツツジ」(躑躅)や「シャクナゲ」(石楠花)に近い植物とのこと、亦、「カルミア」は、スウェーデンの植物学者の名前に由来するとか

「カルミア」には、種類が多いとのことですが、「カルミア・ラティフォリア」が代表種のようです。

ツツジ科、カルミア属、北アメリカ原産、耐寒性常緑低木、学名 Kalmia latifolia 、英名 Mountain laurel

別名 「アメリカ シャクナゲ」の他に、「スプーンの木」など



開花前の蕾は、砂糖菓子の様な風情です。

他の画像は、gif にしました。

 

最後は、「パンドレア」の花で終わります、「ノウゼンカズラ」に似た初夏の花です。

肉厚で筒状漏斗型の花は、トロピカルな感じがする花です。

葉は、披針系で濃い緑色の照葉、奇数羽状複葉で、「ナンテン」の葉に似ています。

ロマンチックな名前の「パンドレア」は、ギリシャ神話の女神(Pandora)に因むとか

ノウゼンカズラ科、パンドレア属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産、学名 Pandorea jasminoides

 英名 Bower vine , Bower plant、別名 「ナンテンソケイ」(南天素馨)、「ソケイノウゼンカズラ」(素馨凌霽花)

他の品種には、「パンドレア・パンドラナ」 P.pandorana、「パンドレア´バリエガータ`」 P.jasminoides ´Variegata`等が



下図は、 Pandorea jasminoides ´Variegata`

仲間の「ピンクノウゼンカズラ」Podraned ricasoliana に似ています。

<各画像は、クリックで拡大します>

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№3

今日(5月20日)やっと芽が3ケ出ました、順次芽が出ることでしょう。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

<下図をクリックして御覧下さい>


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