goo blog サービス終了のお知らせ 

花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

今、白色(3)

2015-05-14 | 植物 花

花壇(5)


“今、白色(3)” は、「セラスチウム」、「アルメリア・マリティマ」、「´デイアボロ`」の花です。

白い花が、風に靡きます、清々しい “白の季節” の始まりです。


小さな白い花で、可愛いハート型の五枚の花弁です、亦、シルバーリーフも愉しめます。

ナデシコ科、シロミミナグサ属、常緑多年草(一年草)、南ヨーロッパ原産、学名 Cerastium tomentosum

別名「シロミミナグサ」(白耳菜草)、「ナツユキソウ」(夏雪草)、地表を覆う様に広がり、グランドカバーとしても最適です。



<「アルメリア・マリティマ」(Armeria maritima)>

 半球状に集散花序をだして、小さな花を沢山着けます、葉は、線形で濃い緑色をしています。

花は、髪に挿す簪の様な姿ですので、別名、「ハナカンザシ」(花簪) ・ ・ ・ ではなく、「ハマカンザシ」(浜簪)とか

<簪>の姿なので「 ・ 簪」は、解りますが、<浜>が付いた訳は ・ ・ ・ 尤も、学名のArmeria は、ケルト語で

“海岸近くに自生する” 、亦、maritima は、 “海に近い” 意味とか

之が、「浜簪」の名前が付く理由かな、<花簪>に似た「浜簪」でした。

園芸種に、背丈が「アルメリア・マリティマ」より背丈が高い「アルメリア・ラティフォリア 」(A.pseudarmeria)が有ります。

「アルメリア・マリティマ」が、10cm ~ 20cm に対して、後者は、25cm ~ 50cm と高いのです。

 イソマツ科、アルメリア属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Armeria marritima 、英名 Common thrift


白以外には、赤、ピンク色の花も


下図は、背丈の高い白色の「アルメリア・ラティフォリア」です。


最後は、観葉植物としても人気の「アメリカテマリシモツケ」(アメリカ手毬下野)です。

葉が出揃った後に、集散花序をだして、花弁、萼5枚の小さな花を多数着け、秋に、赤く熟した実を着けます。

今回は、「アメリカテマリシモツケ」(Physocarpus opulifolius)の園芸種の「´ディアボロ`」を 挙げてみました。

葉は、濃い暗紫色ですが、同じ園芸種で、葉がライムグリーンの「アメリカテマリシモツケ ´ルテウス`」等も人気です。

似た花には、「シモツケ」(下野)や、「キョウガノコ」(京鹿の子)等も

バラ科、テマリシモツケ属、落葉低木、北アメリカ原産、学名 Physocarpus opulifolius ´Diabolo`



銅葉も素晴らしい色彩です。


秋には、エメラルド色の実が着きます。

下図は、似た花「シモツケ」(下野)です。


<各画像は、クリックで拡大します>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№2

今日現在(5月16日)芽が出ない、去年も発芽は、遅かった。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

<下図をクリックして御覧下さい>


この記事についてブログを書く
« 今、白色(2) | トップ | 初夏、ピンク色 »