花壇(5)
“今、白色(3)” は、「セラスチウム」、「アルメリア・マリティマ」、「´デイアボロ`」の花です。
白い花が、風に靡きます、清々しい “白の季節” の始まりです。
小さな白い花で、可愛いハート型の五枚の花弁です、亦、シルバーリーフも愉しめます。
ナデシコ科、シロミミナグサ属、常緑多年草(一年草)、南ヨーロッパ原産、学名 Cerastium tomentosum
別名「シロミミナグサ」(白耳菜草)、「ナツユキソウ」(夏雪草)、地表を覆う様に広がり、グランドカバーとしても最適です。

<「アルメリア・マリティマ」(Armeria maritima)>
半球状に集散花序をだして、小さな花を沢山着けます、葉は、線形で濃い緑色をしています。
花は、髪に挿す簪の様な姿ですので、別名、「ハナカンザシ」(花簪) ・ ・ ・ ではなく、「ハマカンザシ」(浜簪)とか
<簪>の姿なので「 ・ 簪」は、解りますが、<浜>が付いた訳は ・ ・ ・ 尤も、学名のArmeria は、ケルト語で
“海岸近くに自生する” 、亦、maritima は、 “海に近い” 意味とか
之が、「浜簪」の名前が付く理由かな、<花簪>に似た「浜簪」でした。
園芸種に、背丈が「アルメリア・マリティマ」より背丈が高い「アルメリア・ラティフォリア 」(A.pseudarmeria)が有ります。
「アルメリア・マリティマ」が、10cm ~ 20cm に対して、後者は、25cm ~ 50cm と高いのです。
イソマツ科、アルメリア属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Armeria marritima 、英名 Common thrift
白以外には、赤、ピンク色の花も
下図は、背丈の高い白色の「アルメリア・ラティフォリア」です。
最後は、観葉植物としても人気の「アメリカテマリシモツケ」(アメリカ手毬下野)です。
葉が出揃った後に、集散花序をだして、花弁、萼5枚の小さな花を多数着け、秋に、赤く熟した実を着けます。
今回は、「アメリカテマリシモツケ」(Physocarpus opulifolius)の園芸種の「´ディアボロ`」を 挙げてみました。
葉は、濃い暗紫色ですが、同じ園芸種で、葉がライムグリーンの「アメリカテマリシモツケ ´ルテウス`」等も人気です。
似た花には、「シモツケ」(下野)や、「キョウガノコ」(京鹿の子)等も
バラ科、テマリシモツケ属、落葉低木、北アメリカ原産、学名 Physocarpus opulifolius ´Diabolo`
銅葉も素晴らしい色彩です。
秋には、エメラルド色の実が着きます。
下図は、似た花「シモツケ」(下野)です。
<各画像は、クリックで拡大します>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。
球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。
№2
今日現在(5月16日)芽が出ない、去年も発芽は、遅かった。
今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
<下図をクリックして御覧下さい>