花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、ブルー(4)

2021-09-06 | 植物 花

今日の  "ブルー ”  は、「ゲラニウム・ジョンソンブルー」、「エンボルブルス・サバテウス」

「エンボルブルス・ピロスス」の花々です。

 

最初は、「ゲラニウム・ジョンソンブルー」です。

以前のブログに「クロバナフウロ」<黒花風露>  Granium phaeum  の花を上げましたが、

今回は、テーマの通り青い色の「ゲラニウム」の一品種「ゲラニウム ”ジョンソンブルー」を挙げてみます。

日本の「ゲンノショウコ」(現の証拠)Granium thunbergii  も仲間です。

他に、ピンクや白い花の「ゲラニウム・サンギネウム」(アケボノフウロ / 曙風露)Granium sanguineum が、有ります。

花茎の先端に集散花序を出して、5弁の青紫色の花を咲かせ、葉は、掌状に5から7裂します。

根生葉は、ロゼット状に着き、茎や葉には、軟らかい長い毛が生えています。

花径 3cm、草丈  30cm位

フウロソウ科、フウロソウ属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、学名   Geranium platense

別名、「フウロソウ」(風露草)

<下図は、「クロバナフウロ」Geranium phaeum>

今日の本題、青紫色の花を咲かせる「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’ G.pratense です。

実際の花色は、ブルーより青紫色が、相応かと思いますが、別名も'  ジョンソンブルー’ 」です。



次の ”ブルー” は、「コンボルブルス・サバティウス」です。

「アサガオ」、「ヒルガオ」等に似た漏斗型の花です。

花の色は、青紫で、花の中心の黄色が、目を惹きます、這性なので、グランドカバーに適しています。

ヒルガオ科、コンボルブルス属、這性常緑多年草、地中海沿岸、アフリカ北部原産

此の「コンボルブルス・サバティウス」の改良種、淡い紫色の流通名「サバティウス ´ブルーカーペット` が有ります。

学名   Convolvulus sabatius、英名   Ground morning glory

他の品種には、白色の「コンボルブルス・クネオルム」C.cuneorum、「コンボルブルス・トリカラー C.tricolor

別名 「サンシキヒルガオ」(三色昼顔)が有ります。

尚、南米原産の「エボルブルス・ピロサス」 Evolvulus pilosus  を品種改良した「アメリカン ブルー」も有ります。

英名が   Blue Daze、ブルー ディズ (蒼い幻惑)、濃い青色が見事です。

這性を利用して、壁面などを花で飾るのには、最適です。


最後は、同じヒルガオ科、半耐寒性多年草の「エボルブルス・ピロサス」Evolvulus pilosus です。

其の中の「エボルブルス・ピロサス」の園芸種、濃いブルーの花色の別名「アメリカンブルー」にしました。

南米原産、英名   Blue Daze 、“蒼い幻惑” に相応しい命名です。

花径2cm位と小さく、横に這うように広がります、早茎には、白い毛が、生えています。

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今日の追加として、過去の記事の再掲載です。

「アサギリソウ(朝霧草)」、「ユウギリソウ(夕霧草)」

今日は、「アサギリソウ」と「ユウギリソウ」です、朝霧や夕霧に喩えて名前が、付きました。「アサギリソウ」(朝霧草)は、細い葉や茎に白い毛が密生していて、光が当たると銀緑色に輝......

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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