花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「エキウム」 二種

2016-05-24 | 植物 花

夏の花、「エキウム・カンデカンス」、「エキウム・ブルガレ」の二種 、を挙げてみました。

同 じ「エキウム」でも、全体の佇まいや、花の形が多少違う花達です。

 

<「エキウム・カンデカンス」>

披針形の葉が、茎にロゼット状に着き、中心から円錐花序をだして、小さな青紫色の花を穂状に多数咲かせます。

「エキウム・カンデカンス」は、“宝石の塔” の異名を持つ「エキウム・ウィルドプレッティー」 ( Echium wildpretii )と 

似た姿ですが、花の色は、前者が、青紫色の花に対して、後者は、赤桃色のです。

一ヶ月位、咲き続けるので、夏の長い間愉しめる花たちです。

ムラサキ科、シャゼンムラサキ属、非耐寒性二年草、蜜源植物、ポルトガル(マンデイラ諸島)、非耐寒性二年草、多年草

( 種子を採取して、播種した場合は、二年後に開花する(二年草)、結実前に剪定 し越冬した場合は、多年草とする )

学名 Echium candicansE.fastuosum)、英名 Proud of Madeira、Stars of Madeira

 

 
 
 

 下図は、「エキウム・ウィルドプレッティー」( E.wildpretii )、赤桃色が鮮やかです。

   

<上左=葉茎、上右=蕾、下=開花の様子です>

次は、「エキウム・ブルガレ」の花です、他の「エキウム」と同様、雄蕊が長く突き出ています。

集散花序をだして、ピンクや青紫色で、漏斗状の花を咲かせます、特に園芸種の「ブルーベッター」

E.vulgare Blue Bedder)等は、鮮やかなブルーが人気です。

ムラサキ科、エキウム属、ヨーロッパ原産、学名 Echium vulgare 、英名 Viper`s Bugloss

別名 「シベナガムラサキ」(蘂長紫)

学名の Echium 、 英名の Viper は、蛇を意味するとか、種子の形が、蛇の頭に似ているので此の名前が付いた由

雄蕊の突き出た様子が、蛇の舌の様に見えるのが、此の名前が付いた理由かと勝手に解釈してみました。

 

<各画像は、クリックで拡大します>


今日は、、去年 “ヘリクリサム三種 ” と題 したページを再度載せてみました。

>続きを読む>から入ってください。

 
今、「ヘリクリサム」三種
花壇(3)「ヘリクリサム」(Helichrysum spp.) で最初に思い浮かぶのは、「テイオウカイザイク」(帝王貝細工、麦藁菊)ですか 「菊」と同...
 

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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。

尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。

<下図をクリックして御覧下さい>


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