夏の花、「エキウム・カンデカンス」、「エキウム・ブルガレ」の二種 、を挙げてみました。
同 じ「エキウム」でも、全体の佇まいや、花の形が多少違う花達です。
<「エキウム・カンデカンス」>
披針形の葉が、茎にロゼット状に着き、中心から円錐花序をだして、小さな青紫色の花を穂状に多数咲かせます。
「エキウム・カンデカンス」は、“宝石の塔” の異名を持つ「エキウム・ウィルドプレッティー」 ( Echium wildpretii )と
似た姿ですが、花の色は、前者が、青紫色の花に対して、後者は、赤桃色のです。
一ヶ月位、咲き続けるので、夏の長い間愉しめる花たちです。
ムラサキ科、シャゼンムラサキ属、非耐寒性二年草、蜜源植物、ポルトガル(マンデイラ諸島)、非耐寒性二年草、多年草
( 種子を採取して、播種した場合は、二年後に開花する(二年草)、結実前に剪定 し越冬した場合は、多年草とする )
学名 Echium candicans (E.fastuosum)、英名 Proud of Madeira、Stars of Madeira
下図は、「エキウム・ウィルドプレッティー」( E.wildpretii )、赤桃色が鮮やかです。
<上左=葉茎、上右=蕾、下=開花の様子です>
次は、「エキウム・ブルガレ」の花です、他の「エキウム」と同様、雄蕊が長く突き出ています。
集散花序をだして、ピンクや青紫色で、漏斗状の花を咲かせます、特に園芸種の「ブルーベッター」
(E.vulgare Blue Bedder)等は、鮮やかなブルーが人気です。
ムラサキ科、エキウム属、ヨーロッパ原産、学名 Echium vulgare 、英名 Viper`s Bugloss
別名 「シベナガムラサキ」(蘂長紫)
学名の Echium 、 英名の Viper は、蛇を意味するとか、種子の形が、蛇の頭に似ているので此の名前が付いた由
雄蕊の突き出た様子が、蛇の舌の様に見えるのが、此の名前が付いた理由かと勝手に解釈してみました。
<各画像は、クリックで拡大します>
今日は、、去年 “ヘリクリサム三種 ” と題 したページを再度載せてみました。
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。
<下図をクリックして御覧下さい>