ヒガンバナ科の「ハブランサス」や「ゼフィランサス」 の別名 「レインリリー」(Rain lily)が
雨を感知 して咲き始めます、雨の季節が大好きな花達です。
今日は、ツルナ科の花四種「マツバギク」、「バクヤギク」、「リビングストーンデージー」、「テルナミ」にしました。
<「マツバギク」(松葉菊)lampranthus spp>
花が「菊」に似て、細長い花弁で、棒状の葉が、松葉に似ているので、此の名前が付いた由
葉は、多肉質で棒状、断面が三角なのが特徴です、「サボテン」に似ていますが
「サボテン」は、サボテン科に属しますから、別の植物になります。
花の色は、桃、青紫、橙、黄、白と豊富です。
ツルナ(ハマミズナ)科、マツバギク属、半耐寒性多年草、這性、南アフリカ原産
学名 Lampranthus spectabilis、英名 Fig marigold、Trailing ice plant
他に、比較的耐寒性が有り、開花期も長い、輝く桃色が美しいデロスペルマ系の Delosperma coopen
も 「マツバギhrefク」と称 しています、「麗晃」(レイコウ)の名前が付いていました。
<「バクヤギク」(莫邪菊)>
“大きな「松葉菊」” と形容できる「バクヤギク」ですが、葉の形も、「松葉菊」と同様、断面が三角形です。
葉が、「松葉菊」の葉より大きいので、中国の名刀の三角剣<莫邪>に擬えての命名とか
海浜近くで目にすることが多いのですが、這性で繁殖力が旺盛なので、瞬く間に地面や崖面を覆いつくします。
ツルナ(ハナミズナ)科、カルボブロツス(ツルナ)属、這性多年草、南アフリカ原産
学名 Carpobrotus chilensis、英名 Sea fig、coastal ice-plant、baby sun rose
「リビングストンデージー」も ツルナ科の植物です。
花には、光沢が有り、色彩も豊富(赤、桃、橙、黄、白等々)で、配色が、蛇の目模様のものも有ります。
“デージー” の名前が付きますが、ツルナ科ですので、似てはいますが、キク科の「デージー」(雛菊)の仲間ではない
ことが分かります、亦、“リビングストン” は、イギリスのアフリカ探検家(David Livingston)の名前からとか
ツルナ(ハマミズナ)科、ドロテアンサス属、南アフリカ原産、非耐寒性一年草、這性
学名 Dorotheanthus bellidiforumis、英名 Livingston daisy 、別名 「ベニハリ」(紅玻璃)
最後のツルナ科の花は、「テルナミ」(照波)です、光沢有る黄色い花を咲かせます。
葉も上載の花々と同 じくロゼット状に着いて、三角錐状で、断面も三角形になります。
スベリヒユ科の「ハゼラン」と同 じ「サンジソウ/サンジバナ」(三時草/三時花)の別名が付いています。
ツルナ(ハマミズナ)科、ベルゲランツス属、多肉多年草、南アフリカ原産
学名 Bergeranthus multiceps、英名 Bergeranthus、別名「ベルゲランツス」
<上載の全画像は、クリックで拡大します>
下図は、開花前の赤い蕾です。
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。
<下図をクリックして御覧下さい>