春の色彩
春を告げるアブラナ科の花「スイートアリッサム」と「アリッサム・サクサティル」」です。
前者の花色は、ピンク、白、青紫等、後者は、黄色、皆、明るい ”春の色” です。
<「スイートアリッサム」>
”アリッサム” の名前が付いていますが、アブラナ科、ロブラリア属なので正確には
「アリッサム」とは違う属になります、花の形、姿が似ているので此の名前が、付いています。
開花期が、秋口から初夏の頃迄長く、這性で、小花が、集合して咲くので
カーペット状に広がります、グランドカバーや花壇の縁取りに適しています。
花の色は、白色のものが主ですが、園芸種には、多彩な色が視られます。
花には芳香が有り、花後に刈り込み、追肥で再度開花させることができます。
アブラナ科、ロブラリア(ニワナズナ)属、耐寒性一年草、地中海沿岸原産、学名 Lobularia maritima
別名「ニワナズナ」(庭薺)、「ニオイナズナ」(匂い薺)、「ロブラリア」
次のアブラナ科の花は、「アリッサム・サクサティル」の黄色い花です。
黄色い花を咲かせる種類には、他に、「アリッサム・モンタナム」Alyssum montanum が有りますが
違いは、前者が、後者より多少草丈が立ち上がり(草丈約20cm)
後者は、這え性で(草丈約10cm)とコンパクトです、此の花も花壇の縁取りに重宝されます。
学名 Aurinia saxatilis=Alyssum saxatile、耐寒性多年草、アメリカ、ヨーロッパ原産
英名 Aurinia 、別名「ッシュッコンアリッサム」、「ゴールドダスト」、「アウリニア」
下図は、背丈が低い「アリッサム・モンタナム」です、花壇の縁取りに最適
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過去の記事の再掲載です。
早春、小さな「山茶花」、「カメリア ’エリナ カスケード’」「クロッカス」(Crocus Hybrids ハナサフラン)、「カンザキアヤメ」(Iris unguicularis 寒咲き菖蒲)の開花期が終わります。最後の輝きを魅せ、”......