花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に咲く(3)

2021-12-17 | 植物 花

今日の ”冬に咲く”  シリーズには、「寒菊」と「冬咲き蛇の目菊」にしました。

寒さに抗して、健気に咲き誇ります。

最初は、秋の「菊」に代って咲き出す「カンギク」寒菊 です。

<「カンギク」寒菊>

一般の「菊」の季節が終わり、「寒菊」が盛りを向かいます。

「寒菊」とは、12月から1月頃に咲く「菊」の総称で,  “冬にも自然開花するものや其の園芸種” を指すとのことです。

今日は、秋咲きの小菊「シマカンギク / アブラギク」の改良種を載せてみました。 

茎、葉は、霜にも耐え ”冬の菊” なのです、輝く様な黄色の花は、中央が盛り上がるように咲きます。

キク科、キク属、耐寒性多年草、学名   Chrysanthemum indicum var.hibernum 、英名    Florist`s dasy

別名 「冬菊」、「寒小菊」、「小金目貫」、「霜見菊」等の名前が付いています。



 

次も、”冬に咲く菊”「ベニジウム」が 咲いています。

<「ベニジムム」別名 寒咲き蛇の目菊>

色彩が乏しい寒い冬に、鮮やかな色が目に留まります。

舌状の黄橙色の花弁に、黒い 輪 の斑模様が入り、“蛇の目” の様で、名前の由来とか

葉には、深い切込みが入り、互生、葉や茎には、細かい白い毛が密生します。

冬から早春に懸けて、次々と開花して、愉しませてくれます。

頭状花序が、茎の先端に着き、オレンジ、貴、白色の花を咲かせます。

似た花には、「ハナワギク(花輪菊)」 Cyrysanthemum carinatum

「ガザニア」 Gazania Hybrids「アークトティス」  Arctotis × hybrida  等が

キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名   Venidium fastuosum=Arctotis fastuosum

別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)、「ケープ デージー」、「アフリカン デージー」

英名   Cape daisy 、Monarch of the veldt 、Iceland daisy

英名  Monarch of the veldt は、 <南アフリカの草原の王> と訳すんでしょうか、アアフリカの雰囲気が有る花です。

 

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蕾は、白く透き通った氷の様な毛が生えています。


葉や蕾は、水晶の様な毛が生えてキラキラ輝きます。

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今日の過去の記事の再掲載です、>続きを読む から入って下さい。

”寒咲き、冬咲き” の名前で

今日は、「寒咲きハナナ」と「冬咲きベゴニア」を挙げてみました、此等も寒い時季に咲く花達です。 「カンザキハナナ」(寒咲き花菜)冬の寒い時期から咲き始める早咲きの「ナノハ......

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