花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に咲く(2)

2021-12-15 | 植物 花

”ランプ の妖精”「ストロビランテス」が、咲き始めました。

”ランプの妖精” の異名を持つ「ストロビランテス・アニソフィルス」を最初に挙げてみます。

次に挙げる仲間の「ストロビランテス・ダイエリアヌス」Strobiranthes dyerianus  同様に

観葉植物としても人気が有ります。

葉、茎は、暗紫色で、笹の葉の様な葉は、披針径で対生しますが

片方の葉が、他の一方の葉と大きさが違う特徴が有ります。

淡い紫色で、花冠が五裂した筒状の花を咲かせます。

流通名が「ランプの妖精」です、此の様な形のランプが、在ったような気がします。

キツネノマゴ科、ストロビランテス属、常緑亜低木、インド原産

学名   Strobiranthes anisophyllus、英名   Goldfussia

*学名の  anisophyllus は、”違った葉を持つ” の意味とか、葉の大きさが、違うことを著わしています。

花弁に着いた多数の横皺が、花弁の色より少し濃いので絶妙の風合いを出し出します。

光沢の在る濃い紫色の葉も観葉植物として、充分鑑賞に堪えますが、次に挙げる

「ストロビランテス・ダイエリアヌス」よりは、少し見劣りがします。 


次は、紅紫色の葉に銀粉を塗した様に見える ”輝く葉” の「ストロビランテス・ダイエリアヌス」です。

葉には、緑色の葉脈が走り色彩を際立てます、この為、花より葉を愉しむ植物です。

秋には、筒状の薄紫色の花を咲かせます。

葉の裏側は、濃い紫色で、別名 「ウラムラサキ」(裏紫)の名前の由来とか

キツネノマゴ科、ストロビランテス属、常緑低木、ミャンマー原産、学名    Strobiranthes dyerianus

英名    Burma conehead、別名 「ウラムラサキ」、「ビルマヤスアイ」





過去の記事の再掲載です。

冬、”赤い金魚”

赤い金魚と擬えたのは、イワタバコ科の「キンギョノキ」(金魚の木)、別名「ヒボシルタ」の花です。冬に金魚は、不相応ですが、”冬の金魚” としてお楽しみ下さい、勿論、花の話です......

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