花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

早春、穂咲きの花

2018-03-24 | 植物 花

春早く穂状に咲く花を載せてみました、「ブルビネラ」、「プリムラ・ビアリー」

「リシマキア・アトロプルプレア」の三種です。

<「ブルビネラ」>

明るい黄色の花で春の到来を告げます、小さい花を穂状に咲かせます。

細長い光沢の有る葉の間から花茎(1m位にも)を直立させます。

花色は、黄色を主にオレンジや白色のものも有る様です。

アフリカやニュージーランドには、20種位有るそうですが、一番栽育されているのは

「ブルビネラ・フロリバンダ」(Bulbinella floribunda)とか

近縁には、「ブルビネ・フルテスケンス」(Bulbine.frutescens)別名「ハナアロエ」が有ります。

「トリトマ」(Kniphofia Hybrids)に似た花ですが、筒状花でなく、平開する違いが有ります。

寒さに強く、-5度位でも平気で開花します。

ユリ(ツルボラン)科、ブルビネラ属、宿根多年草、別名「キャッツテール」、英名 Cat's tail

似ている花の「トリトマ」ですが、筒状花で平開する「ブルビナラ」との違いが

近縁種には、「ブルビネ・フルテスケンス」が

>

次の穂咲き花は、「プリムラ・ビアリー」の花です。

<「プリムラ・ビアリー」>

別名「ホザキサクラソウ」(穂咲桜草)、普段見かける「桜草」とは、大分違った姿です。

ロゼット状に広がった葉の中心から花茎を伸ばして、先端に穂状花序をだします。

淡い紅色で、花冠が、五裂する筒状花を下から順次咲き上げます。

蕾(萼)は、鮮やかな濃い紅色で、開花した花のピンクと蕾の濃い紅色のグラデーションを愉しみます。

サクラソウ科、プリムラ属、耐寒性多年草、中国、ヒマラヤ地方原産、英名 Primula vialii

英名 Chinese pagoda primrose、Orchid primrose、別名「ホザキサクラソウ」



 

最後に、「リシマキア・アトロプルプレア」です。

<「リシマキア・アトロプルプレア」(リシマキア ’ボージョレ’) >

開花期は、4月中旬頃からになりますが、波打つ銀白色の葉とワインレッドの花の色の取り合わせが、綺麗です。

亦、モスグリーンの葉には、白い葉脈が入り、ロゼット状の葉の間から

赤い花茎が立ち上がり順次咲き上がるのも上に載せた花々と同じです。

サクラソウ科、オカトラノオ属、耐寒性多年草、北アメリカ原産、学名  Lysimachia atoropurpurea 'Beaujolais' 


この記事についてブログを書く
« 早春、バラ科の花2種 | トップ | 早春の樹木花(1) »