縁起が良い名前の「フッキソウ」(富貴草)、別名「キッショウソウ」(吉祥草)が、咲いています、肖りたいものです。
雄蘂が、角の様だと思って見ていたら、実にも角が、生えていました。
ツゲ科、フッキソウ属、学名 Pachysandra terminalis
早春の代表、アブラナ科の花を挙げてみました。
最初は、「ムラサキハナナ」の花です。
<「ムラサキハナナ」(紫花菜)>
黄色い色の「菜の花」に似ているので、謂わば、”紫色の「ナノハナ」(菜の花)” です。
但、「菜の花」は、同じアブラナ科でもアブラナ属ですので、別の植物ですが ・ ・ ・
分岐した茎の先端に総状花序をだして、淡い紫色の4弁花を咲かせます、花や葉は、食用になります。
黄色い色の雄蘂が6本、1本の雌蘂が着きます。
根本の葉は、羽状に深裂して、上部の葉は、茎を取り囲むように(耳のように茎を抱く)着きます。
江戸時代に中国から入ってきた外来種とのこと、今では、野生化しています。
別名に「オオアラセイトウ」が付いていますが、大きな「アラセイトウ」(ストック)に由来する由
亦、「ショカツサイ」(諸葛菜)の別名が、中国の諸葛孔明が、植栽を広めたからとか
アブラナ科、オオアラセイトウ属、耐寒性一年草、中国原産、学名 Orychophragmus violaceus
英名 Chinese violet cress
「エリシマム・リニフォリウム」も青紫色や桜黄色の花を咲かせています。
<「エリシマム・リニフォリウム」>
仲間には、「エリシマム・チェイリー」(Erysimum cheiri)別名「ウォールフラワー」
「エリシマム・アリオニー」(Erysimum × allionii)別名「シベリアン・ウォールフラワー」等々
エリシマム属には、80種位の品種が有るとのことですが
今日は、紫色、桃黄色の4弁花を咲かせる「エリシマム・リニフォリウム」を挙げてみます。
アブラナ科、エリシマム(エゾスズシロ)属、耐寒性多年草(一年草)、ヨーロッパ、北アフリカ原産
学名 Erysimum linifolium、別名「宿根チェランサス」
下図は、「エリシマム・アリオニー」(シベリアン・ウオールフラワー)
下図は、「エリシマム・チェイリー」(ウオール・フラワー)
<各画像は、クリックで拡大表示します>