花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

アブラナ科の花

2018-04-13 | 植物 花


縁起が良い名前の「フッキソウ」(富貴草)、別名「キッショウソウ」(吉祥草)が、咲いています、肖りたいものです。

雄蘂が、角の様だと思って見ていたら、実にも角が、生えていました。

ツゲ科、フッキソウ属、学名 Pachysandra terminalis

早春の代表、アブラナ科の花を挙げてみました。

最初は、「ムラサキハナナ」の花です。

<「ムラサキハナナ」(紫花菜)>

黄色い色の「菜の花」に似ているので、謂わば、”紫色の「ナノハナ」(菜の花)” です。

但、「菜の花」は、同じアブラナ科でもアブラナ属ですので、別の植物ですが ・ ・ ・ 

分岐した茎の先端に総状花序をだして、淡い紫色の4弁花を咲かせます、花や葉は、食用になります。

黄色い色の雄蘂が6本、1本の雌蘂が着きます。

根本の葉は、羽状に深裂して、上部の葉は、茎を取り囲むように(耳のように茎を抱く)着きます。

江戸時代に中国から入ってきた外来種とのこと、今では、野生化しています。

別名に「オオアラセイトウ」が付いていますが、大きな「アラセイトウ」(ストック)に由来する由

亦、「ショカツサイ」(諸葛菜)の別名が、中国の諸葛孔明が、植栽を広めたからとか

アブラナ科、オオアラセイトウ属、耐寒性一年草、中国原産、学名 Orychophragmus violaceus

英名 Chinese violet cress

 

「エリシマム・リニフォリウム」も青紫色や桜黄色の花を咲かせています。

<「エリシマム・リニフォリウム」>

仲間には、「エリシマム・チェイリー」Erysimum cheiri別名「ウォールフラワー」

「エリシマム・アリオニー」(Erysimum × allionii)別名「シベリアン・ウォールフラワー」等々

エリシマム属には、80種位の品種が有るとのことですが

今日は、紫色、桃黄色の4弁花を咲かせる「エリシマム・リニフォリウム」を挙げてみます。

アブラナ科、エリシマム(エゾスズシロ)属、耐寒性多年草(一年草)、ヨーロッパ、北アフリカ原産

学名 Erysimum linifolium別名「宿根チェランサス」



下図は、「エリシマム・アリオニー」(シベリアン・ウオールフラワー)

下図は、「エリシマム・チェイリー」(ウオール・フラワー)

 <各画像は、クリックで拡大表示します>


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