冬の植物園の温室には、暖かいピンクの色が有ります、「メディニラ・マグニフィカ」の花です。
色彩が乏しい季節には、気持ちが、癒やされる明るい色です。
「メディニラ・マグフィカ」は、ノボタン科、メディニラ属、非耐寒性常緑低木、フィリピン原産
露地では、7月から8月頃に開花、学名 Medinilla magnifica 、別名「オオバヤドリノボタン」
今日は、”桜” 二題として、「アッサム ニオイザクラ」(ルクリア)、「カンヒザクラ」(寒緋桜)を挙げてみました。
草木花と樹木花ですが、同じ名前が付いていると言うことで、一緒にしました。
寒さに弱いため、屋内で栽育すると、此の時季に開花します、白色やピンクの花は、「桜」をイメージして
香りも有るので、インド アッサム地方の原産なので「アッサム ニオイザクラ」の名前が付いた由
花弁の表面に、山脈の様な盛り上がりが在り、華麗さを増幅させます。
幾種類有る品種の中、「リィリア・ピンセアナ」が、「アッサム ニオイザクラ」とのこと
ピンクの花が、房状に咲く様子は、春を思わせる佇まいです。
アカネ科、ルイリア属、常緑低木、ヒマラヤ、インド アッサム地方、中国に分布、英名 Luculia pinceana
” 沖縄の「桜」” の「カンヒザクラ」(寒緋桜)も五弁の花を下垂させています。
葉が出る前に花を咲かせるのは、他の「桜」と同じです。
濃い緋色に存在感が有ります、「ヒカンザクラ」(緋寒桜)の名前も付いていますが
「ソメイヨシノ」(染井吉野)より早く、彼岸の頃の咲く「ヒガンザクラ」(彼岸桜)と
間違いやすいので、「カンヒザクラ」(寒緋桜)の名前が多く使われます。
回りが、寒い灰色の季節に咲くので、一層、鮮やかさをまします。
バラ科、サクラ属、耐寒性落葉高木、沖縄、台湾、中国南部に分布、学名 Cerasus campanulata
英名 Taiwan cherry、別名「タイワンザクラ」、「ガンジツザクラ」
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